皆さん、こんにちは。
2021年1月24日に2020年度第3回検定が実施されました。都市部では緊急事態宣言の中、ご受験された皆さん、お疲れ様でした。今回も解答速報をもとにライティング問題の傾向を見ていきたいと思います。
2020年度第3回検定 出題トピック一覧
※解答速報から予想した内容です。実際の出題内容とずれているかもしれません。ご了承ください。
【総評】具体的で現実的なトピック中心
今回も2級以下は金曜日~日曜日まで4種類の試験が実施され、様々なトピックが出揃いました。今回は具体的な質問が多かったですね。漠然とした問よりも具体的な方がイメージがわきやすいので、書きやすかったのではないでしょうか。
【3級】どっちどっちシリーズ
解答例を見ただけではちょっと分からないのですが、「AとBのどっち?」パターンと「~が好き?」パターンがあったようです。
どのお題も日常生活に関わりのある事柄なので、アイデア自体は困らないでしょう。
3級に必須な項目としては、
・it is fun/exciting/nice to ~ するのは楽しい/わくわくする/すてき
・We can enjoy 〇〇 を楽しむことができる
・I like 〇〇 better. 〇〇の方が好き
【準2級】学生に馴染みのあるトピック
準2級は学生に馴染みのあるトピックが中心。
準2級で使いたい表現は
If A, S will/can という形です。例えば、「趣味をたくさんもつべきか」だと、
If people have many hobbies, they can make many friends.
(もし趣味が多かったら、たくさん友達ができるだろう)
【2級】ペット、シェア、テクノロジー、環境
前回の2級は、自動翻訳、電子マネー、高齢者の生涯教育、若者の将来設計と、未来志向のトピックが多かったのですが、今回は現実的なトピックばかりでした。
ペット、シェアハウス、アスリートの科学的トレーニング、ソーラーパネルと具体的でバラエティに富んでいます。2級を受験する方はいろいろなニュースに触れておくべきですね。
ペットについては当ブログでも過去に取り上げました。
シェアエコノミーについてはサブスクも含めて服・車・家具など大人気なので、今後取り上げたいです。
【準1級】食と健康に関するトピック
準一級は今回はベジタリアンでした。肉食については当ブログで過去に取り上げています。
模範解答例では、動物の権利面と健康へのポジティブな影響の2点から書かれています。他にも環境面への影響もよく言われています。牛を育てることで使われる資源の多さや牛のゲップによって発生するメタンガスの環境への影響は思った以上に大きいようです。
人工肉の開発に世界中の起業家たちが取り組んでいるので、近いうちに美味しくてエシカル(動物を殺さない)なお肉を人間は食べるようになるでしょう。
【1級】グローバリゼーションと経済
今回はグローバリゼーションの問題点に関するトピックのようです。発展途上国の観点から見たグローバリゼーションの問題点に焦点を当てた模範解答となっています。