2019年度第2回検定 英検一次試験解答速報がでました

皆さん、こんにちは。

週末、英検を受験された皆さん、お疲れ様でした。英語民間資格が世間で話題となっている中での英検受験。受験者数は多かったみたいです。

さて、今回も解答速報からライティングトピックの傾向を読み解いていきたいと思います。

2019年度第2回検定 出題トピック一覧

※解答速報から予想した内容です。実際の出題内容とずれているかもしれません。ご了承ください。

1級 コストをかけてでも、人類は宇宙開発をすべきか
準1級 日本の教育はグローバル化と生徒へのプレッシャーの点を改善すべき?
2級 大企業で働きたい若者は増えるか
新聞は有名人の私生活を記事にしすぎているか
企業は従業員に英語のレッスンを受けさせるべきか
準2級 英語は何歳から学び始めるべきか
先生は生徒に授業中のスマホ使用を許すべきか
学園祭は学生によって良いと思うか
3級 お米とパン、よく食べるのはどっち?
映画は劇場で見るか、自宅か
晴れの日と雨の日、どっちが好き?

教育関連トピックだらけ

今回のトピックは教育関連だらけでした。特に英語教育に関するトピックが多かったです。その中でも、準1級のトピックは正直笑ってしまいました。英検をめぐる現在の状況を考えると、自虐なのか自己肯定なのか?模範解答には何か意図的なメッセージがあるのでしょうか?

それはさておき、級別にみてみましょう。

1級は今回もラッキー問題

前回の1級が「世界的な感染症の流行」で、比較的易しめだと思っていたら、今回は「宇宙開発」ということで、さらに書きやすかったのでは?ラッキー問題が続いていますね♪

地球の環境汚染、人口増加、水不足に食料危機、核問題など、普段感じているような地球の不安をネタにできますので、特に深い知識がなくとも英語力さえあれば大丈夫ですね。

余談ですが、1級のトピックってよく「人類滅亡」が話題になります。そういう方向にもっていきたいのかな。人類滅亡と言えば、IPS細胞で有名な京大の山中申弥教授がNHKの番組で人類滅亡についてつぶやいた、というのがちょっと印象的でした。

あと、いつもながら、1級の模範解答はボキャがただものではありません。pale in comparison to、いつかどこかで私も使ってみたいです。

準1級は現実とシンクロしすぎ

準1級は定番の教育関連トピックではあるのですが…

英語教育にスピーキングとライティングをもっと取り入れていこう、と某テストを連想させるような内容に正直驚きました。

あくまでライティングトピックなので、ムキになる必要はないんですけど。現在進行中のこととシンクロしすぎなので、いかがなものかと思いました。準1級を受験された皆さんは、どんな英作文を書かれたのでしょうか。

参考までにこちらのリンクはっときます。

https://morinho.net/post-8669/

2級・準2級は定番トピック

今回の2級・準2級は定番トピックばかりでした。

前回は、準2級は「AかBか」という選ぶ形式のトピックが出ていましたが、今回は2級に近い内容になっていました。

新しいパターンとしては、「英語は何歳から始めるべき?」のような具体的な答えが求められるトピックです。

私の生徒は「3歳から」と書いたそうです。とってもいいですね!

模範解答は「12歳がベスト」になっています。このようなトピックは正解があるのではなく、きちんと理由が書けているかどうかが大切。模範解答では、12歳は読み書きができるから効率良く学べる、などを理由にしています。

3級は「どっちが好き?」トピック

3級は今回も「どっち?」トピック3連発でした。

お米かパンか?など、好みを尋ねるトピックが多いです。3級を受験される皆さんは、自分の好きなことを英語で言う練習をしておくとよいと思います。

1次試験合否閲覧サービスは、10月21日(月)~です。

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