こんにちは。
前回、人を見た目で判断するのはよくない、というテーマで英作文にまとめました。
今回は逆サイドで、人を見た目で判断するのは当たり前のこと、という内容で展開してみたいと思います。
目次
人を見た目で判断するのは当たり前?
TOPIC
Agree or disagree: You should not judge people by their appearance
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前回は、他人を見た目で判断するべきではない、という立場でしたが、今回は逆サイドで書いてみます。
人を見た目で判断するのが自然な理由
本当は真面目なのになぜかチャラく見られる…
なぜか出来ると思われて責任のある仕事を押し付けられる…
などなど、見た目で判断されてイヤな思いをしている人は多いと思います。
私の場合は、愛想よくしてるつもりなのに、疲れて見えるとか怒ってるとか…
→年のせいです(*´з`)
しかし、見た目で人を判断するのはある意味当たり前のこととも言えます。なぜなら、他人を判断する際に得られる情報は、見た目がほとんどだからです。
いちばん甘い桃を選ぶには?
モノで考えると分かりやすいかもですね。
スーパーに並んでいる桃の中からいちばん甘い桃を選ぶには…
見た目で判断するしかないです。
桃は触っていけないので(店員さんに叱られます!)形や色、うぶ毛の細かさなどから判断して買うしかありません。食べたら分かりますが、買う前に食べるわけにはいきませんので。
人の印象は5秒で決まる?
よく言われることですが、ひとの第一印象は数秒で決まり、それが長く続きます。
時間をかければその人の本当の人となりを知ることができますが、町ですれ違う人や店員さんなど、ほんの一瞬しか会わない人のことは見た目で判断するしかありません。
見た目で判断されないと面倒?
また、見た目で判断されないと、面倒なことが起きます。
私たちがメイクしたり、TPOに合わせて服装や髪型を変えたりするのは、見た目で判断されることが前提になっています。
もし、見た目で判断されないのであれば、メイクもスーツも無意味。
楽と言えば楽ですが、見た目以外の要素で自分の気持ちや中身を表現するのはけっこう難しいものです。
例えば、お葬式で黒い服を着ないで悲しみを伝えるのは意外に難しいのではないでしょうか。大声で泣くわけにもいきませんし。
ファーストデートですっぴんで自分の魅力をアピールするのも、普通の人にはなかなかできません。(アイドル並みに可愛ければ可能かも。でもアイドルだってノーメイクだと…?)
なので、見た目で判断されることは、ある意味とても楽とも言えます。
…と、以上のような理由で英作文にまとめてみます。
英作文例(反対例)
Although many people are against judging people by their appearance, I agree with this idea for a couple reasons.
Appearances are all you have to go by when you meet someone for the first time. If you were an interviewer at a job interview, who would you choose, a well-dressed person with nice smiles or a poorly-dressed person in a bad mood? Additionally, people’s first impressions are made within a few seconds and they last a long time. If you stay with the person for a long time, you will have a chance to know their real personality. However, in modern society, we scarcely have such a close relationship with others. Moreover, many people expect to be judged by their appearance. This is why we try to look good by changing our appearance, doing things like putting on a makeup, or doing our hair, before seeing others.
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対訳
多くの人は人を見た目で判断することに反対しているが、私はいくつかの理由でこの考えに賛成だ。
外見は初めて出会う人を判断する際に唯一あなたが得る(ことのできる)情報だ。もし就職面接であなたが面接官なら、笑顔が良くてきちんとした身なりの人と、不機嫌で身なりの悪い人のどちらを採用するか。
また、人の第一印象は数秒で決まり、それが長く続く。もしその人と長く一緒に過ごせばその人の本当の性格を知るチャンスがあるが、現代社会ではそのような親密な関係を築くことはあまりない。
また、多くの人は見た目で判断されることを期待している。だから見た目を変えることで良く見せようとしたり、他人に会う前にメイクしたり髪を整えたりするのだ。
これらの理由から、見た目で他人を判断することは極めて自然なことなのだ。
単語・表現
go by ~を判断の基準にする
well-dressed/poorly-dressed みなりのきちんとした/乱れた
in a bad mood 機嫌が悪い
first impression 第一印象
last 続く
scarcely ほとんど~ない
do one’s hair 髪を整える
いかがでしたか?
例が若干極端すぎる点は申し訳ありません。分かりやすさ優先で書いてみました。
理由が3つになったため、やや長くなりました。準1級なら、理由を2つにしても長さ的にちょうどいい感じになります。面接なら、これくらいしゃべってもいいかもです。
では!
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