50代で再挑戦★英検®1級合格しました【二次試験】

皆さん、こんにちは。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
先日受験した英検®1級の結果が届きました。

二次試験も無事合格しておりました!

私、過去に二度合格した実績がありまして、今回で三度目。せっかくなので、合格証を3枚並べて記念写真を撮りました。感慨深し。

以前の合格時はまだCSEスコアが導入される前で、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)もありませんでした。今回は四技能それぞれにCEFRレベルが表示されています。

二次試験ではスピーキングがかなり悪く、B2になってしまいました。B2は中上級レベル。あまりうまく話せなかったので納得の結果。さすが英検。きっちり評価してくれています。

今回の記事では、スコアと二次試験の様子についてまとめたいと思います。

英検®1級 総合結果

写真にも写っていますが、今回の私の総合結果をあらためてご紹介します。

総合結果
技能別結果

英検®の合否判定はCSEスコアの結果で決まります。1級の合格ラインは、一次試験の3技能(RLW)合計が2028で、二次試験(S)が602点の合計2630点。今回の私のスコアは2657点なので、本当にわずかの差での合格となりました。

英検CSEスコアと合格点については、公式サイトの以下のページに詳しくありますのでご覧ください。

英検CSEスコアとは

二次試験の結果

合格証と共に二次試験のスピーキングの評価得点ももらいましたのでご紹介します。以下、受験結果詳細からの抜粋。

分野別得点と評価ポイント

評価得点に対する個人的な感想

評価得点を見てみると、納得の点数です。

スピーチに関しては、1分でトピックを選び、2分間のスピーチをしなければなりません。トピックは5つから選びますが、今回、自信を持って話せるトピックはありませんでした。

仕方なく、一番マシそうなのを選択。「先進国は発展途上国に技術的な支援をするのをやめるべきか?」というようなトピックでスピーチを開始。

私は「やめるべきではない」という立場で話し始めましたが、根拠となる理由2つが似通ってしまい、しかも時間内にスピーチが終わらず、途中で切られてしまいました。

面接官との質問の中で、講師という私の職業的立場から発展途上国を支援することは世界全体の経済や政治の安定につながる、という流れにもっていってなんとか挽回しようと努力しましたが、自分でもつじつまがちょっと合っていないなあという印象。逆の立場で情報セキュリティ問題や、産業スパイ問題などを話した方がよかったかもしれません。

でも、一度もかたまったり沈黙したりすることなく、とにかく話し続けた点はよかったかもしれません。内容が悪い上に、しどろもどろで沈黙してしまったりすれば撃沈だったと思います

言い訳のように聞こえるかもしれませんが、スピーチは運も大切。自分の得意分野のトピックがあれば断然話しやすくなるので、うまくいかなくても落ちこむ必要はないと思います。一次免除システムもあるので、うまくいかなかった時は次回にがんばればよいのです。

まとめ

合格しましたという個人的な報告になってしまいましたが、いかがだったでしょうか。

50代の私でも合格できるので、ぜひ年齢関係なく、いろいろな方に1級受験に挑戦していただきたいと思っています。

今回、二次試験で若い方から私と同じくらいの年齢の方まで、幅広い年齢層の方々が1級に挑戦しているのを見ました。語学でキャリアを積みたいと考えている方にとって、英検1級は心強い資格です。キャリアの入り口と言える書類審査をパスするために、英検®1級が必要条件であることは珍しくないです。ですので、1級合格をめざしている皆さん、諦めなければ必ず合格するので、不合格が続いてもくさらず受験し続けてください。

2024年度の試験から一部形式が変わるので、それについても後日記事にまとめたいと考えています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

英検®1級 の試験中に書いた英作文を再現してみた 合格する英作文

みなさん、こんにちは。いつもサイトを見てくださり、ありがとうございます。

2024年1月21日、英検1級を再受験いたしました。
無事一次試験をパスしたので、その時の体験を記事にまとめています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

50代で再挑戦★英検®1級一次合格しました【準備編】
50代で再挑戦★英検®1級一次合格しました【当日編】
50代で再挑戦★英検®1級一次合格しました【スコア編】

さて、その時のライティングの成績は32点満点中26点。80%以上の得点率で、一次合格に非常に貢献してくれました。

ちなみに26点というのは合格者平均点と同じ。つまり、この程度書ければOKということ。

そこで、皆さんに合格英作文の例をお見せするため、試験中に書いた英作文を思い出して再現してみようと思います。

かっこわるい英作文でもだいじょうぶ

皆さんは英検®の過去問や解答速報の英作文例を見て、「こんなの無理!書けるわけがない!」と絶望的な気持ちになったことはありませんか?

私はいつもそう感じていました。こんなすごい英作文を書かなきゃならないなら、永遠に合格なんてムリだと。

実は、合格するためにそんなかっこいい英作文なんか要らないです。

模範解答例はあくまで満点英作文の例。合格するのに満点なんか必要ないので、ムリして真似する必要などないのです。

私のは簡単な単語や表現を駆使して、なんとか体裁を整えた非ネイティブらしい英作文。それでも8割以上のスコアをもらうことができました。

この程度の英作文でも1級に合格できる。そのような例をお見せするために、試験中に書いた英作文を思い出して再現してみようと思います。

模範英作文とは違うリアルな英作文、参考にしていただければ幸いです。

再現 英検®1級ライティング

トピック

まずはトピックからご紹介します。私が受験した2023年度第3回検定のトピックは以下の通り。

TOPIC
Should science be relied on to solve humankind’s problems?

(人類の問題を解決するために科学に頼るべきか?)

「人類の問題」と「科学」との関係が問われているトピックです。「科学」も「人類の問題」も範囲が広く、解釈の仕方によってどうとでもなるので、けっこう書きやすいトピックです。

書き方

英検®1級の英作文は意見と3つの理由を述べる5パラグラフ形式の英作文。

このトピックだと、理由として人類が直面している問題を3つ取り上げ、科学がその問題解決にとって不可欠である、というようにもっていけばなんとかなりそうです。

そこで、以下の3つの問題について書くことにしました。

  • food crises 食料危機
  • energy problems エネルギー問題
  • healthcare problems 医療問題

この3つはどんなトピックでも使える汎用的なネタで、トピックに関わらずなんとかこじつけて使おうと用意していたものです。今回のトピックにはぴったりだったので書きやすかったです。

では、実際に書いた英作文を思い出して再現してみます。

再現英作文

実際のスコア

いかがでしょうか。

今回の英作文は、試験中に実際に書いたものを思い出して再現してみたものなので、ネイティブによるチェックなどはしておりません。語いの間違い、文法間違い、不自然な表現などが含まれています。

スコアは以下の通りです。上の英作文と照らし合わせてみると、採点者の採点基準が大まかに分かるのではないでしょうか。

まとめ 英検®1級ライティング

上の英作文を読まれた皆さんは、「準1級の英作文とそれほど変わらない」という印象を持たれたのではないでしょうか。

実際その通りで、1級の英作文は準1級の長いバージョンと考えていいでしょう。

語いや表現のバリエーションはもちろん工夫しなければなりませんが、基本的な書き方は同じで、かっこつけず、分かりやすく、簡潔に、具体的に書けばよいのです。

1級のライティングならではのコツとしては、1級ではトピック以外に何のヒントも与えられないので、いかにトピックから逸脱しないように書くかがポイントになります。

私の英作文例では、人工肉の開発とか再生エネルギーの開発を挙げていますが、かならず「科学が基礎である」という一言を入れています。そのように、こじつけでもトピックとの関連を強調する一言を絶対に忘れないことが大切。

他には「人類の未来」とか「人類の繁栄」など、やや大げさなキーワードを入れてまとめると1級らしさが出るのではないでしょうか(ちょっとわざとらしいですが)。

いかがだったでしょうか。

これから1級を受験される皆さんの参考になれば幸いです。
これからも1級のみならず、英検®や英語学習情報をお届けできればと思っています。
では、また。

50代で再挑戦★英検®1級一次合格しました【スコア編】

みなさん、こんにちは。いつもサイトを見てくださり、ありがとうございます。

2024年1月21日、英検®1級を再受験いたしました。

十年以上前に合格しているのですが、なにせ50代だし、久しぶりの受験で不安でいっぱい。でも、なんとかぎりぎり?一次試験をパスすることができました。

もういちど英検を受験しようなんて考えたのはこのサイトのおかげです。これから1級を受験される方に少しでも参考になればと思い、記事にまとめることにしました。

50代の私が仕事をしながらどうやって準備したのか、また、当日はどのような時間配分で試験に臨んだのか以下の記事にまとめましたのでよかったらご覧ください。

50代で再挑戦★英検®1級一次合格しました【準備編】
50代で再挑戦★英検®1級一次合格しました【当日編】

この記事では、一次試験の結果スコアがどうだったか、素点とCSEスコアの関係はどうなっているのかなどについてご紹介します。

英検®1級再受験 一次試験結果発表

一次試験結果 合格

いや~、むちゃくちゃ嬉しいです。

50代になるとなかなかチャレンジすることが難しくなってくるので、小さな成功でも大きな励みになります。

家族には「なんか知らんけど受かってたわ~」とさりげない風を装ってドヤってみました(笑)

サイトであらかじめ結果が確認できますが、書面で送られてくる結果にはより詳細なスコアが書いてあります。今回は郵送されてきた一次試験個人成績表を元に試験を振り返ります。

何度も書いているように、合格ラインをわずかに超える合格だったので、これから1級を受験される方に参考になるのではと思います。

全体結果 素点とCSEスコア

具体的なスコアをご紹介しましょう。

一次試験受験結果詳細

英検バンドは +2 で合格基準スコアの2028をわずかに上回ったところ。

ライティングが81%で最も高く、やはり得点源になってくれました。リーディングに関しては、自分としては満足の結果。

リスニングの59%は、ひどいとしか言いようがない…。でも、一部のパートが悪くても、全体として基準をクリアできていればパスできるんだということが分かりました。

では、各パートについて詳しく見てみましょう。

Reading結果

Reading 結果

問1の語彙セクションが20問以上取れました。嬉しい!

【準備編】でも書きましたが、知っている熟語が立て続けに3つも出てラッキーでした。直前に詰込みをしてよかったです。

苦手意識のあった問2の空所補充が意外にできていて、がんばった問3の内容一致がいまいちな結果に。

問3の内容一致は短めの方で間違いが多く、長い方は4問とも正解。やはり短い方が内容が濃く、難しいようです。

Listening結果

Listening 結果

リスニングに関してはひどすぎて自分で呆れます。
先読みしたのにこの結果(涙)

【当日編】でも書いたように、もともとリスニングが苦手な上に、パート2の文の内容一致で答えを迷って、戻って書きなおししてしまい、次の問題も聴き逃して撃沈するという失態をしてしまいました。

ただ、言い訳がましいのですが、素点が悪かった割にはCSEスコア自体は意外にそこまで悪くないです。もういちど、全体の素点とCSEスコアを見てください。

一次試験受験結果詳細

素点ではリーディングとライティングに20%ほど正答率に差があるのに、CSEスコア自体は40ポイントくらいしか差がありません。もしかすると、リスニングが苦手な受験者が多いのでしょうか。逆に言うと、リスニングが得意だったら強力な得点源になってくれるのかもしれません。

悔しいことには変わりないので、機会があればリベンジしたいです。

Writing結果

ライティングは合格者平均とちょうと同じスコア。合格する英作文は26点ということですね。各要素の点数は以下の通りでした。

Writing 結果

速報で模範解答を見た時、だいたい自分の英作文と同じような内容だったので、内容的には自信がありました。語い、文法については自分としても課題があると感じているので、6/8は良かった方だと思います。

今回の収穫は、これまで自分のサイトで紹介してきた英作文が合格ラインが取れることがはっきりわかったこと。これからも皆さんに自信を持って紹介していきますね。

自己採点で70%あれば一次パスの可能性大

ネットで、ライティングを除いて素点で70%以上あれば一次合格の可能性が高いと言われています。今回、その通りになりました。

速報を元に英作文以外を計算した結果、48/68でちょうど70%。英作文の結果次第だな~という印象でした。

おそらくこのブログを見てくださっている方は英作文を頑張られると思うので、リーディングとリスニングの素点結果を合わせて70%を超えていればぜひ二次試験の準備を始めてください(私まだやってないけど…)

まとめ

私の結果をつぶさにご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

私のリスニングのように、やってしまった状態になっても合格の可能性はあるので、諦めないでください。

英検は何度でも受験できます。合格するまで諦めなければ必ず合格します。

余談ですが、英検®1級の受験地が減っているのかも、と今回感じました。以前はもっとたくさん会場が選べたような気がするのですが。

受験会場がない県にお住まいの方は、宿泊が必要になったりで、気軽に受験できなくなっているのかもしれません。

CBTは今のところ準1級までですが、いずれオンラインで受験できるようになると思いますので、より多くの方が1級に挑戦していただけるようになれば嬉しいですね。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。では、また。

50代で再挑戦★英検®1級一次合格しました【当日編】

みなさん、こんにちは。いつもサイトを見てくださり、ありがとうございます。

2024年1月21日、英検®1級を再受験いたしました。

十年以上前に合格しているのですが、なにせ50代だし、久しぶりの受験で不安でいっぱい。でも、なんとかぎりぎり?一次試験をパスすることができました。

もういちど英検を受験しようなんて考えたのはこのサイトのおかげです。これから1級を受験される方に少しでも参考になればと思い、記事にまとめることにしました。

50代の私が仕事をしながらどうやって準備したのか、以下の記事にまとめましたのでよかったらご覧ください。

50代で再挑戦★英検®1級一次合格しました【準備編】

この記事では、試験当日の会場までの様子や試験中の時間配分などについてご紹介します。

英検®1級再受験 家から会場まで

早めの行動が基本

英検®1級の試験は午後。12:40入場開始、13:20までに着席ということでした。

私が利用する電車はよくダイヤが乱れるので、少し早めの11時ごろ出発。12時ちょっと前に会場最寄り駅に到着。駅にカフェがあったので軽く食事を取りました。

来るのがちょっと早すぎたかと思っていましたが、周りには英検受験者と思われる人が何人か食事をされていました。やはり早めの行動が正解のようです。

皆さん、緊張した面持ちでサンドイッチなどを食べながら参考書などを見ています。それを見ていると私もドキドキしてきました~。

いい席は早いもの勝ち

12:40ごろカフェを出発。10分ほど歩いて会場到着。席は既にけっこう埋まっていて、やや前の方の右手に着席。

英検は席が自由なので、いい席は早いもの勝ち。以前は一番に着くように行ってCDプレーヤーのすぐ前の席を陣とっていました。

今回、後ろの方に座っていた方がリスニングの音声が聞こえにくいと手を挙げてらっしゃったので、前の方の席のほうがやはりいいかもしれません。

待ち時間活用法

席を確保すると、試験開始までけっこう長い待ち時間が始まります。説明を聞く時間を除いても40分くらいあります。その間何をする?

たいていの受験者はパス単や参考書を見ています。私が何をしていたかと言うと、英作文を書いていました。

ルーズリーフを数枚持っていっており、そこにトピックを想像して英作文を書きました。どんなトピックが来ても使えそうなネタを決めていたので、それをつらつらと書く練習。実際のテストでそのネタが使えたのでラッキーでした。

書いていると緊張がほぐれたので、ウォームアップにも。とにかく何かしている方が精神衛生上良さそうですね。

英検®1級 当日の時間配分

次に試験の時間配分についてです。
英検®1級の試験時間は以下の通りです。

英検®1級の時間配分

重要になってくるのは、筆記試験100分間をどう使うかです。

リスニングの先読みもぜひしたいので、実質的には90分間で筆記を終わらせるのが理想。当日はだいたい以下のような時間配分で取り組みました。

問1~3を1時間以内が目安

問1~問3までを1時間でやる!を目安にやりました。(実際には64分で完了)

語彙問題はとにかく猛ダッシュで。語彙に時間をかけると読解に時間が割けず命取りになるので、あまり考えず、ばんばん答えを選んでいきます。

たいてい第一印象が正しいので、迷って戻るのはおすすめできません。一問30秒くらいで一気に駆け抜けます。

時間がかかるのが問3の内容一致問題。ここは焦らず、使える時間ギリギリまで粘ってよく考えて選んだ方がいいです。

私は何度も読み返して少し時間をオーバーしてしまいましたが、なんとか集中力を途切れさせずがんばりました。

英作文は30~40分が目安

問1~3までを1時間くらいで終わらせられれば英作文に30~40分使うことができます。

書く前にアイデアをまとめる

英作文はいきなり書き始めず、まずアイデアをまとめることから始めます。

英検は問題用紙に書き込みをしてもいいので、余白に英作文の流れを書き出します。
賛成、反対のどちらでいくか決めたら理由3つをメモ。

今回のトピックは以下のようでした。
Should science be relied on to solve humankind’s problems?

私は賛成サイドで行くことに決め、練習で用意してきたことをそのまま使用することに。メモには以下のような走り書きが残っています。
・food shortage
・disease, health care
・energy sources

以上の3つの理由をなんとかscienceにこじつけて英作文を完成させました。

英作文はどのタイミングで書くべきか

さて、英作文は試験のどのタイミングで書くべきなのか、議論が分かれるところかもしれません。

以前、ブログの読者さんにアンケートしたところ、試験スタート後すぐ最初に書いてしまう派と筆記の最後に書く派に別れました。

今回、私は最後に書きましたが、私の隣に座っていた受験者は最初に書いていたようでした。その方は40分くらいかかっていたので、内容一致問題などで時間が足らなくなったかもしれません。

さっと20分くらいで書ける自信があるのであれば先に書くのもアリだと思います。でも、点数的には英作文は比較的スコアが取りやすく、語彙や読解は取りにくいので、体力があるうちに語彙と読解を終わらせた方がよいかもしれません。

リスニングの先読み

8分ほど時間が余ったので、リスニングの先読みをすることができました。リスニングはPart2が特に苦手なので、Part2中心に問題文と選択肢をチェックしました。

リスニングの反省点

リスニングパートは時間が決まっていて、流れる音を順番に処理していくしかないので全力でやるのみ。

今回の反省点としては、迷って戻ってしまったことです。

一度マークしたけど、違ったかなと思ってマークしなおしたことで点数を落としました。

語彙でも書いたように、だいたい直観が正しく、書き直すと間違います。しかも、次の問題を聞き逃すため、2問落とすことになります。

【スコア編】でご紹介している通り、リスニングパートはひどい点数でした。足切りされるのではないかとヒヤヒヤしたくらいです。

迷っても戻らない、分からなかった問題は捨てて気持ちを切り替えて次の問題に集中するべきと声を大にして言いたいです。

以上、試験当日の時間配分などについてお伝えしました。

次回の記事では結果のスコアについてご紹介します。ではまた。

ネイティブに添削してもらいました 【英検®1級ライティング】 個人のプライバシーは守れる?

こんにちは。
英検®1級のライティング問題に挑戦してみましょう。

今回も、演習として私が書いたものを英国人ネイティブ講師に添削してもらいました。そのビフォア・アフターをご紹介します。

日本人が間違えやすいポイントが分かると同時に、どのような単語選び、表現選びをすればより自然なエッセイになるのか、参考にしていただけると幸いです。

添削の手順

やり方は以下の通りです。

①トピックに沿って、まず英作文を書いてみる(今回は時間は測らない)
②the Japan times出版「最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」などを参考に、より良い表現を探して書き直す
③仕上げた英作文をネイティブ講師に添削してもらう
④返却された結果を見て、復習する

学習者として完成と思うところまで書いたものを添削してもらいました。どのように添削されたか、「アフターエッセイ」をご覧くださいね。


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英検®1級ライティングパート概要

これから1級を受験する方のために、1級のライティングパートの概要をおさらいしましょう。もうご存知の方はこの部分はとばしてください。

語数・形式

ライティングパートは筆記の大問4。与えられたテーマについてエッセイを書きます。
文字数は200-240語
導入、本文、結論の構成で、理由を3つ書かなければなりません。全部で5パラグラフ構成のエッセイになります。
与えられるのはトピックのみ。ノーヒントで書かなければなりません。

今回のトピック

今回のトピックは以下の通りです。

Can individual privacy be protected in the modern society?
(現代社会では、個人のプライバシーは守られるか?)

「理由」の作り方

英作文は、書きだす前にかならず理由部分を考えておきましょう。

さて、今回のトピックは現代社会と個人のプライバシーについてですが、どう考えても「守れない」とネガティブで書く方が書きやすそうですね。

では、守れない理由3つを考えた時、プライバシーに関してはどの理由もインターネットなどのIT技術の発達によるものしか考えられません。そこで、今回の英作文はIT技術の発達にフォーカスし、その中から3つの特徴をそれぞれの理由にして書くことにしました。

いつもならまったく違う理由を3つ持ってくるので、ちょっと新しいパターンですね。3つの面にブレークダウンするという感じです。以下の3つを取り上げます。

  • スマホ
  • SNS
  • セキュリティカメラ

スマホやSNSは分かりやすいですね。常時ネットに接続されていることで、知らず知らずのうちに個人のプライバシーが危険にさらされています。3つ目のセキュリティカメラは少しこじつけなのですが、実際にオンラインにつながったセキュリティカメラから個人情報がリークしていると主張する人もいますので、そのあたりを英作文にしてみました。

ビフォアエッセイ(添削前)

No one can deny that individual privacy is a fundamental human right. However, it is getting harder to protect individual privacy in the modern society due to an advancement of technology.
 
First of all, an advancement of mobile technology makes it harder to protect individual privacy. As people are always using mobile gadgets, their lives are always online. This makes it possible to track down on their actions and behaviors, ending up to the violation of personal privacy. Such data, so-called ‘big data’ is so attractive to businesses, the companies tend to prioritize collecting personal data over protecting individual privacy.
 
Also, the popularity of social media is making it harder for people to protect their privacy. Social media posts usually contain a lot of personal information, and it can cause a leak of their privacy. This issue is complicated because social media is so addictive that people cannot stop using it.
 
Lastly, some people point out that the surveillance cameras installed throughout the countries are helping the violation of privacy. Those cameras are originally protecting people from crimes. However, some specialists point out that some cameras are hacked illegally, stealing personal data. These data might be used for crimes or cracking down on people.
 
In conclusion, it is really hard to protect individual privacy in the modern society due to the development of mobile technology, the popularity of social media, and the surveillance cameras hacked illegally. (249 words)
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アフターエッセイ(添削結果)

添削結果は以下の通りです。今回も、直されたところをハイライトしています。

No one can deny that individual privacy is a fundamental human right. However, it is getting harder to protect individual privacy in the modern society due to the an advancement of technology.
 
First of all, an the advancement of mobile phone technology makes it harder to protect individual privacy. As people are always constantly using mobile gadgets, their lives are always often online. This makes it possible to track down on their actions and behaviors, ending up to the violation of violating personal privacy. Such data, so-called ‘big data’, is so attractive to businesses, the companies tend to prioritize collecting personal data over protecting individual privacy.
 
Also, the popularity of social media is making it harder for people to protect their privacy. Social media posts usually contain a lot of personal information, and it can cause a leak of their privacy leak. This issue is complicated because social media is so addictive that people cannot stop using it.
 
Lastly, some people point out that the surveillance cameras which is installed throughout the countries all over the world are helping the, contribute to violation of privacy violation. Those cameras are were originally just meant to protecting people from crimes. However, some specialists point out that some cameras are hacked illegally, and therefore, stealing personal data. These data might be used for crimes or cracking down on to repress people.
 
In conclusion, it is really hard to protect individual privacy in the modern society due to the development of mobile phone technology, the popularity of social media, and the surveillance cameras being hacked illegally. 
 

日本語訳

訳:個人のプライバシーが基本的人権であることは誰も否定することができません。しかし、技術の発達により、現代社会において個人のプライバシーを守ることはますます難しくなりつつあります。

まず、携帯電話の発達により、個人のプライバシーを守ることは困難になりました。人々は携帯危機を常に使用するため、人々の生活の大部分はオンラインにつながっています。そのことで、彼らの行動や振る舞いを追跡することが可能になり、個人のプライバシー侵害につながっています。そのようなデータ、いわゆる「ビッグデータ」は企業にとって非常に魅力的であるため、企業は個人のプライバシーを守ることよりも個人データを集めることを優先しがちです。

また、ソーシャルメディアの人気も個人プライバシーの保護を難しくしています。ソーシャルメディアの投稿には通常多くの個人情報を含まれており、個人プライバシーの漏洩を起こす可能性があります。この問題が非常に複雑なのは、ソーシャルメディアは中毒性が高いため、人々はそれを使うのを止められないことです。

最後に、世界中に設置された監視カメラがプライバシー漏洩に寄与していると指摘する人もいます。本来、監視カメラは人々を犯罪から守るために設置されます。しかし、違法にハッキングされ、個人データを盗んでいるカメラもあると専門家は指摘しています。これらのデータは犯罪に使われたり、人々を抑圧するために使われているかもしれません。

まとめると、現代社会では人々のプライバシーを守ることは非常に困難です。携帯電話の発達、ソーシャルメディアの人気、そして、違法にハッキングされた監視カメラがその原因です。

ネイティブに直された箇所

今回は語彙の選び方を中心に直されました。非ネイティブらしい間違いだと思いますので、きっと皆さんの参考になると思います。では、見ていきましょう。

アカデミックライティングで避けたほうがよい語

2パラグラフ目で、alwaysをconstantlyとoftenに直されました。

頻度を表す副詞のうち、always, neverな「極端すぎる」ためアカデミックライティングでは避けた方がよい語だそうです。

同じ理由で、really, perfectなども避けた方がよい語だそうです。

冗長な表現

violation of ~や、leak of ~も直されました。簡潔に書くほうがよいということです。

まとめ

いかがでしたか。

ネイティブからの修正は入りませんでしたが、 to protect individual privacy の表現も使いすぎだなあと感じています。
ライティングは難しいですが、何度も書いて練習していくしかないので、ぜひ皆さんもいろいろなトピックで練習してみてください。

これからも英検®1級のライティングについてアップしていく予定なので、もし書いてみて欲しいトピックなどありましたら、お問い合わせなどからリクエストいただけたら幸いです。

eye catch picture: UnsplashPetter Lagsonが撮影した写真

ネイティブに添削してもらいました 【英検®1級ライティング】 テクノロジーへの投資を政府は最優先させるべき?

こんにちは。
英検®1級のライティング問題に挑戦してみましょう。

今回も、演習として私が書いたものを英国人ネイティブ講師に添削してもらいました。そのビフォア・アフターをご紹介します。

日本人が間違えやすいポイントが分かると同時に、どのような単語選び、表現選びをすればより自然なエッセイになるのか、参考にしていただけると幸いです。

添削の手順

やり方は以下の通りです。

①トピックに沿って、まず英作文を書いてみる(今回は時間は測らない)
②the Japan times出版「最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」などを参考に、より良い表現を探して書き直す
③仕上げた英作文をネイティブ講師に添削してもらう
④返却された結果を見て、復習する

学習者として完成と思うところまで書いたものを添削してもらいました。どのように添削されたか、「アフターエッセイ」をご覧くださいね。


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英検®1級ライティングパート概要

これから1級を受験する方のために、1級のライティングパートの概要をおさらいしましょう。もうご存知の方はこの部分はとばしてください。

語数・形式

ライティングパートは筆記の大問4。与えられたテーマについてエッセイを書きます。
文字数は200-240語
導入、本文、結論の構成で、理由を3つ書かなければなりません。全部で5パラグラフ構成のエッセイになります。
与えられるのはトピックのみ。ノーヒントで書かなければなりません。

今回のトピック

今回のトピックは以下の通りです。

Agree or disagree; Investment in technology should be a bigger priority for governments.

書きだす前に理由を考えましょう。

トピックは「テクノロジーへの投資を政府は最優先させるべき?」です。 bigger priority と比較級にしてあるので、他の投資と比較して考えるのもいいかもしれません。

投資対象としては、人的資源、環境、防衛、教育、などいろいろとあります。私が最初に考えたのは「インフラへの投資」でした。以前なら都市整備や交通網など、ハード面への投資が優先されていたかもしれません。

しかし、今は何をするにもテクノロジーへの投資を抜きには考えられません。ということで、答えはAgree以外ありえないということになります。

では、テクノロジーに投資するとどんなメリットがあるのか、それを詳しく書いていくのが1級のライティングです。ここでは、テクノロジーへの投資を優先すると得られるメリットを以下の3つに絞り、それぞれをパラグラフ化していきましょう。

ちなみに、トピックは for governmentsと複数形になっているので、ひとつの国の問題ではなく、世界規模の問題と捉えた方が書きやすそうです。ということで、世界規模の問題をピックアップしてみました。

  • 気候変動を抑制できる
  • 食料危機を回避できる
  • 世界的な伝染病のまん延(新しいパンデミック)を抑制できる

それではまず、ビフォアのエッセイを見てみましょう。

ビフォアエッセイ(添削前)

In the previous century, investment in infrastructure used to be the biggest priority for governments. Today however, governments should put the bigger priority on investment in technology to address global issues such as climate change, food crisis, and an eradication of epidemic diseases.
 
As climate change is accelerating and having a negative impact on many aspects of our lives, governments are taking measures to mitigate its effects. As decarbonization is crucial, governments are providing financial support to the companies with sustainable development, and this trend should have to continue.
 
Food crisis is another urgent issue for us as the world population is expanding. Food technology such as developing artificial meat is expected to be the answer to this issue. As governments are responsible for the well-beings for their nationals, such food technology is worth investing.
 
Last but not least, to eradicate epidemic diseases, investment on technology in medical fields is inevitable for humanity. As shown in the pandemic of Covid-19, the issue of epidemic diseases can be a threat to the survival of the human race. We need to tackle this issue as a team and governments should take the lead.

Taking these reasons into consideration, the development of technology would be the priority. Governments should invest on the development of technology for our future. (232 words)
 
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アフターエッセイ(添削結果)

添削結果は以下の通りです。直されたところをハイライトしています。

In the previous century, investment in infrastructure used to was the biggest priority for governments. Today however, governments should put the bigger priority on investment in technology to address global issues such as climate change, food crisis crises, and an eradication of epidemics diseases.

As climate change is accelerating and having a negative impact on many aspects of our lives, governments are taking measures to mitigate its effects. As decarbonization is crucial, governments are providing financial support to the companies with sustainable development, and this trend should has to continue.
 
Food crisis is crises are another urgent issue for us as the world population is expanding. Food technology such as developing artificial meat is expected to be the answer to this issue. As governments are responsible for the well-being for of their nationals citizens, such food technology is worth investing in.
 
Last but not least, to eradicate epidemics diseases, investment on in technology in medical fields is inevitable essential for humanity. As shown in with the Covid-19 pandemic, the issue of epidemics diseases can be a threat to the survival of the human race. We need to tackle this issue as a team together and governments should take the lead.

Taking these reasons into consideration, the development of technology would should be the priority. Governments should must invest on in the development of technology for our future.
 

前回の添削結果

日本語訳

訳:前世紀では、インフラへの投資が各国政府にとって最優先事項でした。しかし、今日、気候変動、食料危機、感染症のまん延といった世界的な問題に取り組むため、各国政府はテクノロジーへの投資を最優先させるべきです。

まず、気候変動が加速化し、我々の生活のあらゆる側面に負の影響を与えるようになっているため、各国政府はその影響を和らげるための対策をとりつつあります。脱炭素化が必須のため、各国政府は持続可能な開発に取り組む企業に財政支援を行っており、この流れは継続すべきです。

世界人口の拡大に伴い、食料危機も問題です。人口肉の開発のような食品テクノロジーは、この問題のひとつの解答と期待されています。各国政府は国民の健康を守ることが義務なので、このような技術には投資する価値があります。

最後になりますが、感染症のまん延を根絶するために、医療分野への投資をすることは人類にとって必須です。コロナウイルスによるパンデミックが示したように、感染症のまん延は人類存亡への危機になりえます。我々はこの問題に協力して取り組み、各国政府は主導権をとるべきです。

このようなことを考えると、技術の発展は最優先事項です。各国政府は人類の未来のために、テクノロジーの発展へ投資しなければなりません。

ネイティブに直された箇所

今回は語の意味を取り違えている部分を中心に直されました。けっこう重要なポイントなので、詳しく見ていただきましょう。

epidemics

今回、ことごとく直されているのがepidemicsの部分です。私としては「感染症」という意味でepidemic diseasesと書いていたのですが、完全にepidemicの意味を間違ええ覚えていたと分かりました。

epidemic とは、病気がまん延している状態のことで、epidemic diseaseとするのは不自然とのことです。

an epidemic is typically defined as the spread of a disease and therefore adding disease is unnatural

ネイティブ講師の説明

ちなみに、epidemicsは感染症だけでなくobesity(肥満)のように、社会的要因によってまん延している健康被害も含まれるようです。

investment in

これは凡ミスなのですが、最初 investment inと書いていたのに、途中からinvestment onになってしまっています。

自分の中ではっきり覚えていないから、途中で無意識に間違えてしまったのでしょう。本番でやりそうな凡ミスですね。気をつけたいと思います。

まとめ

いかがでしたか。

今回の英作文は、思い込みや覚え間違いがあると、自分では書けているつもりでもネイティブから見れば残念な英作文になってしまうという例でした。

これからも英検®1級のライティングについてアップしていく予定なので、もし書いてみて欲しいトピックなどありましたら、お問い合わせなどからリクエストいただけたら幸いです。

eye catch picture: UnsplashDonald Giannattiが撮影した写真

ネイティブに添削してもらいました 【英検®1級ライティング】 人間社会はいつも環境に悪影響を与えるか

こんにちは。
英検®1級のライティング問題に挑戦してみましょう。

前回に引き続き、演習として私が書いたものを英国人ネイティブ講師に添削してもらいました。そのビフォア・アフターをご紹介します。

日本人が間違えやすいポイントが分かると同時に、どのような単語選び、表現選びをすればより自然なエッセイになるのか、参考にしていただけると幸いです。

添削の手順

やり方は以下の通りです。

①トピックに沿って、まず英作文を書いてみる(今回は時間は測らない)
②the Japan times出版「最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」などを参考に、より良い表現を探して書き直す
③仕上げた英作文をネイティブ講師に添削してもらう
④返却された結果を見て、復習する

学習者として完成と思うところまで書いたものを添削してもらいました。どのように添削されたか、「アフターエッセイ」をご覧くださいね。


(MP3音声無料DLつき)最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇

英検®1級ライティングパート概要

これから1級を受験する方のために、1級のライティングパートの概要をおさらいしましょう。もうご存知の方はこの部分はとばしてください。

語数・形式

ライティングパートは筆記の大問4。与えられたテーマについてエッセイを書きます。
文字数は200-240語
導入、本文、結論の構成で、理由を3つ書かなければなりません。全部で5パラグラフ構成のエッセイになります。
与えられるのはトピックのみ。ノーヒントで書かなければなりません。

今回のトピック

今回のトピックは以下の通りです。

Agree or disagree; human societies will always have a negative effect on the environment?

使用予定の理由3つ

書きだす前に理由を考えておきましょう。トピックは「人間社会はいつも環境に悪影響を与えるか」です。人間が環境悪化の原因かどうか、についてなので、agreeの方が実情に則しているのかもしれませんが、明るい未来にかけてdisagreeの方で書いてみましょう。今回使用する理由は以下の3つです。

  • 人類は持続的な開発に常に努力している
  • 多くの企業は環境に優しい製品を作り始めている
  • 政府や大企業が植林によって、環境を良くしようと努力している。

それではまず、ビフォアのエッセイを見てみましょう。

ビフォアエッセイ(添削前)

Some people warn that human race is always a menace to the environment. I don’t think so however because human race is making at most efforts to save the environment.

First, human race is trying hard for sustainable development. In the past, it is true that human activities lead to the depletion of natural resources, but today, thanks to the developments in technology, it is possible to optimize the amount of natural resources to use. As a result, more natural resources can be saved.

Second, more companies start to make environmentally-friendly products. For example, many clothing companies are developing their products by using recycled materials, and they are popular among consumers. In addition, more companies start to use eco-friendly materials instead of plastic. For instance, sneakers made from plant-origin fiber decompose in the soil, less harmful to the environment.

Last, governments and large companies are doing more to protect their forests. Planting trees campaigns are taking places in many countries. Saving forests has significant effects on the environment. It can contribute to the preservation of diversity in plants and animals, and also solving global warming by decreasing greenhouse emissions.

Taking these things into consideration, human societies will not always have negative effect on the environment. As a member of the planet Earth, human race will continue to make great efforts to protect the environment. (224 words)
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Audible(オーディブル)で英語の聞き流し

アフターエッセイ(添削結果)

添削結果は以下の通りです。直されたところをハイライトしています。

Some people warn that the human race is always a menace to the environment. However, I don’t think so, however because thehuman race is making at most a lot of efforts to save the environment.

Firstly, the human race is trying hard for to achieve sustainable development. In the past, it is true that human activities lead to the depletion of natural resources, but today, thanks to the developments in technology, it is possible to optimize the amount of natural resources to use. As a result, more natural resources can be saved.

Secondly, more companies start to make environmentally-friendly products. For example, many clothing companies are developing their products by using recycled materials, and they are popular among consumers. In addition, more companies start to use eco-friendly materials instead of plastic. For instance, sneakers made from plant-origin fiber can decompose in the soil after being discarded, making them less harmful to the environment.

Lastly, governments and large companies are doing more to protect their forests. Planting trees Tree planting campaigns are taking places in many countries. Saving forests has a significant effects on the environment. It can contribute to the preservation of diversity in plants and animals, and also solving help reduce the effect of global warming by decreasing greenhouse emissions.

Taking these things into consideration, human societies humanity will not always have a negative effect on the environment. As a member of the planet Earth, thehuman race will continue to make great efforts to protect the environment.

日本語訳

訳:人類は常に環境への脅威だと警告する人もいます。しかし、私はそうは思いません。なぜなら、人類は環境を守るために最大の努力をしているからです。

まず、人類は持続的な開発のために努力しています。過去に、人間の活動が天然資源の枯渇を引き起こしたことは事実です。しかし今日、技術の発展により、天然資源の量を最適化することが可能になりました。その結果、より多くの天然資源を節約することが可能になったのです。

また、より多くの企業がより環境に配慮した製品を作り始めています。例えば、多くの衣料品メーカーがリサイクル素材を使った製品を開発しており、それらの製品は消費者に人気です。また、多くの企業がプラスチックではなく自然に優しい使い始めています。例えば、植物由来の素材でできたスニーカーは土で分解し、環境に悪影響が少ないのです。

最後に政府や大企業は森林を守るためにもっと多くのことをしています。植林キャンペーンは各国で行われています。森林を守ることは環境に多大な影響があります。森林の動植物の多様性を守ったり、温室効果ガスを減らすことで温暖化の影響を減らす手助けになるでしょう。

このようなことを考えると、人間の活動は必ずしも常に環境を悪影響を与えているわけではないでしょう。地球のメンバーの一員として、人類は今後も環境を守るために努力し続けていくでしょう。

ネイティブに直された箇所

今回も冠詞を中心にチェックが入りました。見て行きましょう。

  • human raceにはtheがつく
  • have + effect, impact, influence には aを忘れてはいけない

the human race は前回も直されていました!ひとつしかないものにはtheがつくのが基本なので、人類はひとつですから忘れてはいけません。

また、have a significant effect onのように「効果、影響」を表す語は可算でaをつけなければいけませんね。間に形容詞が入れる時わすれがちなので、注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか。非ネイティブにはなかなか気が付かない点について参考にしていただければ幸いです。

これからも英検®1級のライティングについてアップしていく予定なので、もし書いてみて欲しいトピックなどありましたら、お問い合わせなどからリクエストいただけたら幸いです。

ネイティブに添削してもらいました 【英検®1級ライティング】 遺伝子工学は将来、社会に良い影響を与えると思うか?

UnsplashThisisEngineering RAEngが撮影した写真

こんにちは。
英検®1級のライティング問題に挑戦してみましょう。

今回は、演習として私が書いたものを英国人のネイティブ講師に添削してもらいました。そのビフォア・アフターをご紹介します。

日本人が間違えやすいポイントが分かると同時に、どのような単語選び、表現選びをすればより自然なエッセイになるのか、参考にしていただけると幸いです。

添削の手順

やり方は以下の通りです。

①トピックに沿って、まず英作文を書いてみる(今回は時間は測らない)
②the Japan times出版「最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」などを参考に、より良い表現を探して書き直す
③仕上げた英作文をネイティブ講師に添削してもらう
④返却された結果を見て、復習する

学習者としてはできる限り最善と思うところまで書いたものを添削してもらいました。どのように添削されたか、「アフターエッセイ」をご覧くださいね。


(MP3音声無料DLつき)最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇

英検®1級ライティングパート概要

これから1級を受験する方のために、1級のライティングパートの概要をおさらいしましょう。もうご存知の方はこの部分はとばしてください。

語数・形式

ライティングパートは筆記の大問4。与えられたテーマについてエッセイを書きます。
文字数は200-240語
導入、本文、結論の構成で、理由を3つ書かなければなりません。全部で5パラグラフ構成のエッセイになります。
与えられるのはトピックのみ。ノーヒントで書かなければなりません。

今回のトピック

今回のトピックは以下の通りです。

Agree or disagree: Genetic engineering will have a positive influence on society in the future

使用予定の理由3つ

書きだす前に理由を考えておきましょう。トピックは「遺伝子工学は将来、社会に良い影響を与えると思うか?」です。社会への影響なので、ポジティブでもネガティブでもどちらでも書けますね。今回はAgree側を選んで以下の3つの理由で書いてみました。

  • 医療への良い影響
  • 食料危機問題の解決
  • 絶滅危惧種の保護

それではまず、ビフォアのエッセイを見てみましょう。

ビフォアエッセイ(添削前)

Some people argue that genetic engineering has unforeseeable risks and can endanger the future of human race. However, I believe that genetic engineering benefits our society due to the contribution to our healthcare, solving food shortages and protecting endangered species.
 
First of all, genetic engineering will lead to improvement in healthcare. For example, we would be able to detect the causes of illnesses and develop more effective medicine with this technology. Also, we may be able to treat illnesses without operation by manipulating patients’ genes directly. It will reduce patients’ pains and improve the quality of treatments.
 
Secondly, genetic engineering could be the solution to the food shortages. As the world population expanding, our food demand will presumably exceed its supply in decades. Genetic engineering would help increase produce by developing vegetables and food animals growing fast, and strong to diseases.
 
Lastly, genetic engineering would contribute to the preservation of endangered species. With this technology, cloning would be possible to revive the animals that became extinct. Also, we will be able to increase the population of endangered species by changing their genes to adjust to the current environment, which will help them increase the possibility of survival.
 
In conclusion, genetic engineering has surely positive influence on our society, helping our society develop and prosper for the future. (217 words)
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アフターエッセイ(添削結果)

添削結果は以下の通りです。直されたところをハイライトしています。

Some people argue that genetic engineering has unforeseeable risks and can endanger the future of thehuman race. However, I believe that genetic engineering benefits our society due to the its contribution to our healthcare, by solving food shortages and as well as protecting endangered species.
 
First of all, genetic engineering will lead to improvements in healthcare. For example, we would be able to detect the causes of illnesses and develop more effective medicine with this technology. Also, we may be able to treat illnesses without operations by manipulating patients’ genes directly. It will would also reduce patients’ pains symptoms and improve the quality of treatments.
 
Secondly, genetic engineering could be the a solution to the food shortages. As the world population is expanding, our food demand will presumably exceed its supply within decades. Genetic engineering would help increase produce by developing vegetables and food animals for human consumption to growing fast, and strong to be resistant to diseases.
 
Lastly, genetic engineering would contribute to the preservation of endangered species. With this technology, cloning would be make it possible to revive the animals that became extinct. Also, we will would be able to increase the population of endangered species by changing their genes to adjust to the current environment, which will would help them increase the their possibility of survival.
 
In conclusion, genetic engineering has a surely positive influence on our society, by helping our society develop and prosper for in the future.

日本語訳

訳:遺伝子工学は予見できないリスクがあり、人類の未来を脅かすという人もいるが、私は遺伝子工学は社会に利益を与えると考えている。それは、ヘルスケアへの貢献、食料危機の解決、また、絶滅危惧種の保護という点から。

まず、遺伝子工学はヘルスケアの改善につながるだろう。例えば、この技術を使って病気の原因をつきとめたり、より効果的な薬を開発したりできるだろう。また、人間の遺伝子を直接操作することによって、手術なしに病気を治療できるようになるかもしれない。患者の痛みを減らしたり、治療の質を高めたりすることができるだろう。

次に遺伝子工学は食物危機を解決するだろう。世界人口がどんどん拡大しており、あと数十年で食物の需要が供給を上回るだろう。遺伝子工学は、早く成長し、病気に強い野菜や動物を開発することによって、農作物の生産を増やすことを助けるだろう。

最後に、遺伝子工学は絶滅危惧種の保護に貢献するだろう。この技術を使えば、クローンが可能になり、すでに絶滅した動物をよみがえらせることができるかもしれない。また、遺伝子工学で絶滅危惧種の遺伝子をより現在の環境に合わせるように改良することで、個体数を増やすことができるだろう。そのことによって、彼らが生き残る可能性が高まるだろう。

結論として、遺伝子工学は社会に良い影響を与え、社会が発展し、我々が未来に備えるのを助けるだろう。

ネイティブに直された箇所

大きくは修正されませんでしたが、直された箇所は次の3つの箇所が多かったです。

  • 冠詞(the/a/所有格)
  • 前置詞
  • willをwould

特に目立ったのは、willをwouldに修正されているところです。あくまで仮定の話なので、willよりもwouldを使う方が自然ということでしょう。

あと、3パラグラフ目の最後の方は言いたいことが良く分からない、と言われてしまったのですが、それは strong to diseases のせいのようです。「病気に強い」は resistant to diseasesですね。

まとめ

いかがでしたか。英検®1級のライティングは難しいと思われがちですが、基本的には準1級のライティングにもう1パラグラフ追加するだけ、と思えば気が楽になりますね。

今回添削で直された、冠詞、前置詞、助動詞などに気をつけて書いてみてくださいね。

【英検®準2級】健康でいるために食べるとよいものは何?英作文例

こんにちは。例題のQUESTIONを使って英作文を書いてみましょう。今日は健康に良い食べ物です。

準2級のライティングセクションの質問は、ほとんどがDo you…?で始まるものなので、Yes/Noで答えられるのですが、たまにWhatで始まることがあります。その場合、具体的な内容を書かなければなりません。でも、書き方はあまり変わらず、理由を2つ言って自分の意見をまとめればよいのです。今回は「健康でいるために何をたべるべき?」というお題で練習してみましょう。

健康に良い食べ物

QUESTION
What should we eat to stay healthy?
健康でいるために何を食べるべきですか。

意見と2つの理由

健康でいるための食事ということなので、ありきたりですが、栄養があってカロリーの低いものを選ぶとよいでしょう。ここでは果物と魚のふたつを選びます。そして、それぞれの良い点を理由をしてあげれば、理由2つになるので書きやすいでしょう。

  • 果物:ビタミンが多い
  • 魚:たんぱく質が多く、カロリーが低いので太りにくい

使いたい言葉

vitamin ビタミン
mineral ミネラル
high in protein タンパク質が多い
low in calories カロリーが低い
stay slim やせ型でいる
fruit 果物 ※英語のfruitは果物というグループ全体を表す名詞なので、複数形がありません。ただ、いろいろな種類の果物について言うときはfruitsを使うときもあるようです。
fish 魚 fishは単数形と複数形が同じ名詞です。ここでは魚全般について言っているので複数形として使いました。

英作文例

I think we should eat fruit and fish to stay healthy. First of all, fruit contains vitamins and minerals. They are good for our health. Secondly, fish are high in protein but low in calories. So you can stay slim. For these reasons, we should eat fruit and fish to stay healthy. (52 words)

対訳

健康を保つために、果物と魚を食べるべきだと思います。まず、果物はビタミンとミネラルを含みます。それらは私たちの体に良いです。二つ目に、魚はタンパク質が高く、カロリーが低いです。お陰で、痩せた状態を保てます。これらの理由から、私たちは果物と魚を食べるべきです。

いかがでしたか?

肉もいいですね。肉の場合は、Meat is essential for us to make muscle.(肉は筋肉を作るのに不可欠だ)などと言えますね。

【英検®準1級 】模範解答みたいな英作文が書けるテンプレート テクノロジーで貧困は解決する?

試験は時間との戦いです。英作文をイチから作っていては、高得点を狙えません。短時間で効率良く英作文を完成させるには、ぜひテンプレートを使いましょう。

Kindle Unlimitedで無料>>英検®準1級ライティングが25分で書けるようになる本

テンプレートとは?

テンプレートとは、決まったひな型のこと。

例えば、英作文の最初と最後は、どんなトピックでもほとんど同じです。そのような定形化した部分を雛型化して覚えておけば、本番ではトピックに関わるところに時間を集中的に使えるのです。

また、各部分のだいたいの文字数を決めておけば、バランスの良い英作文を書くことができます。

テンプレートの構造

英作文は必ず次のような3層構造になっています。したがって、テンプレートも3層構造です。

Introduction: 導入→どんな英作文なのか、紹介にあたる部分
Body:本文→英作文の本文。トピックに合った理由や例を書きます。準1級では理由を2つ書くので、この部分は2つに別れます。
Conclusion: まとめ→締めとして、簡単なまとめを書いて締めくくります。

書き出しの文を定型化して覚えてしまいましょう。

Body部分も、センテンスの流れはだいたいいつも同じで大丈夫です。つなぎ言葉などを覚えておけば省エネで書くことができます。

では、次にテンプレートをご紹介します。

準1級ライティング テンプレート

では、テンプレートを見ていきましょう。

Introduction 30~40語程度
読者の注意を惹くような事実、常識、問いかけなど(=Hook)から書き始めるとよい(10~15語)  

・Yesの場合:I agree with the idea that (TOPICよりテーマの部分を抜き出してつなげる、またはyesとわかる書き方because of/ in terms of/ due to 理由1, 理由2.(15~20語程度)

・Noの場合:I disagree with the idea that(TOPICよりテーマの部分を抜き出してつなげる、またはnoとわかる書き方because of/ in terms of/ due to 理由1, 理由2.(15~20語程度)

・逆の意見+However, で自分の意見を強調するとよい。

・理由1、理由2はPOINTSから選ぶと書きやすい。
Body1:理由1の説明 40~50語程度
First,/First of all,/In the first place,/The first reason is that…(理由とその具体例を書く)  

・Introductionの中に書いた理由1の内容を具体的に書く
なるべく具体的になるように、理由1をしっかり肉付けする
Body2:理由2の説明 40~50語程度
Second,/Also,/In addition,/Another reason is that… (理由とその具体例を書く)  

・Introductionの中に書いた理由2の内容を具体的に書く
なるべく具体的になるように、理由2をしっかり肉付けする
Conclusion 20語程度
For these reasons,/For the reasons mentioned above,/In conclusion,…(TOPICについて賛成・反対をIntroductionとは違う書き方でもう一度書く)

・because of … などでつないで、理由1,2をつけ加えるのもよい

では、上のテンプレートを使って実際に英作文を書いてみましょう。トピックは「テクノロジーで貧困は減らせるか?」です。

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演習「テクノロジーで貧困は減らせるか?」

Agree or disagree: Technology can reduce poverty.  
(賛成、反対?テクノロジーで貧困を減らすことができる)

Introduction(導入)

まず、読者の注意を惹くような一文から始めます。例えば、

近年、貧富の差がどんどん開いているが…

テクノロジーは万能だと思われているが…

のように書きだすと、読者は「ん?」と注目してくれますね。このように書きだしておいて、逆の方を自分の意見として展開していきます。つまり、

・近年、貧富の差がどんどん開いているが、テクノロジーがあれば貧富の差を解決できる=agreeの立場

・テクノロジーは万能だと思われているが、テクノロジーでは貧富の差は解決できない=disagreeの立場

このように読者の注意を惹くようなセンテンスを hook と言います。ひょいっとひっかけるイメージで分かりやすいですね。

hookで注意を惹いたら、自分の意見を述べます。自分の意見を述べる時は、理由を入れます。理由を言うには、because of や in terms of, regarding などの前置詞、前置詞句を使います。例えばこんな感じです。(Agreeの立場)

The gap between the rich and the poor has been widening significantly. However, technology can be a solution to poverty in terms of education and better access to information. (29語)

この例では、The gap… significantly. までがhook。賛成理由としては、「教育と情報へのより良いアクセス」としました。これで、読者はこの英作文の概要について知ることができましたので、次にBodyでもっと具体的に意見を膨らませます。

Body(本文)

Body部分では、理由1、理由2を具体例を紹介して肉付けしていきます。

かならず、Introductionの中で理由1にしたものをBody1、理由2にしたものをBody2の順番で書きます。

高得点のカギは、Bodyを具体的に書くこと。読者(採点者)を「うんうん」とうなずかせましょう!

では、Bodyの例です。

理由1部分  
First, education is the ticket to a better life. In the past, people in poverty had limited access to good education, but these days, many organizations are offering free online education. Many students in rural areas already utilize these kinds of services, and get a better job and get out of poverty. (52語)
理由2部分
Also, mobile technology helps people in poverty gain better access to information. They can access many kinds of information including healthcare, funding, and child rearing. That helps them to make a better living. Besides that, thanks to social media, people can connect with others, and they are less likely to be left behind. (53語)

理由1は、教育の具体例として、「無料教育」をあげています。お金がなくても、良い教育が受けられる→良い仕事につける→貧困から抜け出せる、という流れです。

理由2は、モバイルテクノロジーで情報にアクセスしやすくなることで、健康、お金、子育て情報などが手に入り、よりよい生活が手に入る。またSNSのつながりによって、取り残されることが減ってきている、という流れになっています。

ちなみに、テンプレートとして使っているのは First, Alsoだけなので、かなりシンプルですね。Body部分は完全テンプレート化することは難しいので、自力でがんばらなければならないところです。逆に言うと、本番でがんばらなければならないのは、このBodyの100語程度で大丈夫です。

Conclusion(まとめ)

ここまで書けたら後はまとめるだけです。これまでの流れをさらっとおさらいするだけでOK。むしろ、今まで言っていない余分な一言を付け加えないように気を付けましょう。

理由1、2をもう一度繰り返すのも可。少し表現を変えると、まとめらしくなります。

For these reasons, technology can help reduce poverty due to free education and better access to information. (17語)

ぜんぶつなげて見てみましょう。

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英作文例(全文)

TOPIC Agree or disagree: Technology can reduce poverty.  

The gap between the rich and the poor has been widening significantly. However, technology can be a solution to poverty in terms of education and better access to information.

First, education is the ticket to a better life. In the past, people in poverty had limited access to good education, but these days, many organizations are offering free online education. Many students in rural areas already utilize these kinds of services, and get a better job and get out of poverty.

Also, mobile technology helps people in poverty gain better access to information. They can access many kinds of information including healthcare, funding, and child rearing. That helps them to make a better living. Besides that, thanks to social media, people can connect with others, and they are less likely to be left behind.

For these reasons, technology can help reduce poverty due to free education and better access to information. (151語)

対訳:貧富の差はどんどん開きつつある。しかし、教育と情報へのよりよいアクセスという点で、テクノロジーは貧困を解決することができるだろう。

まず、教育はより良い人生への切符である。以前は貧しいものは良い教育に触れることが制限されていた。しかし、現在では多くの機関が無料のオンライン教育コースを提供しており、それらを利用して貧困から脱出したものも既にたくさんいる。

また、モバイルテクノロジーのおかげで人々は健康、お金、子育てなどの情報にアクセスすることができ、より生活を豊かにすることができる。またソーシャルメディアのおかげで他者とつながることができ、取り残されることが少なくなってきている。

これらの理由からテクノロジーは貧困を減らすことに役立つと言える。

いかがでしたか?準1級となると、自分で作る部分はけっこう残ってしまいますが、おおまかな流れは同じなので、パターン化して覚えてしまえば、かなり早く書けるようになります。

ぜひテンプレートを自分の使いやすいようにして、何度か練習してみてください。きっと今までより早く、上手に書けるようになります。ライティングを得点源にして、準1級合格を勝ち取ってください。

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