【英検二次試験対策】アティチュードを減点されないためにできる9つのこと

丸岡ジョーさんによる写真ACからの写真

こんにちは。

2019年度の英検二次試験は、11/3(A日程)11/10(B日程)です。1次試験の結果発表は10/21(月)。

二次試験は1次試験のライティング問題と似た問題がよく出ます。よかったら、こちらの予想トピック一覧を参考にどうぞ。

英検ライティング問題に出題されそうな予想トピックと解答例を一覧にまとめました。(英検準1級、...

さて、ご存知の通り英検二次試験には、「アティチュード」という評価ポイントがあります。このアティチュードがなぜかいつも悪いと悩んでいる人がいます。attitude=態度、なので、点数が悪いと「態度が悪かったのかなあ」と落ち込みますね。

3点ほどあるので、合否を分けるポイントになることも少なくありません。

実はちょっとした点を意識することで、アティチュードの減点は防ぐことができます。アティチュードで点を落とさないようにできることをご紹介します。

目次

アティチュード=積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度

まず、アティチュードとはなんぞやという点は、英検のホームページを読むと分かります。例えば、「2級の試験内容」のページの二次試験(スピーキング)には解答形式として次のように書かれています。

応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価

この「積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度」の部分がアティチュードになります。

ということは、単純に「笑顔が足りなかった」のような問題ではありません。もうすこし具体的に考えてみましょう。

スピーキングは非言語メッセージも大切

皆さんが友達と話す時のことを考えてみましょう。楽しいコミュニケーションとは、単に話す内容が良いだけでなく、表情、ジェスチャー、間、テンポなど、言葉以外の要素が大切になります。

このような非言語メッセージは一見英語力と関係ないじゃん、と思うかもしれませんが、「スピーキング力」の要素としては重要なのです。

ということで、以下の4項目について、できているかどうかチェックしてみましょう。

アティチュード4項目をチェック

□沈黙の時間

□アイコンタクト

□ジェスチャー

□声の大きさ

それぞれについて詳しく説明しますね。

沈黙の時間

アティチュードが減点される一番の原因は、この沈黙の時間だと思います。

二次試験合格のためには、まずはしゃべり続けることが一番大切

質問の後に間があく、分からないからと黙ってしまう、と減点されます。

考えている間も何かしゃべる

考えている間は黙ってしまう癖のある人は注意が必要です。若い学生にけっこう多いです。

面接官からすると、考えているのか分かっていないのかが分かりません。分からないと判断されて減点されたらもったいないので、とにかくしゃべり続けなければなりません。

「考え中」ということをアピールするには、時間稼ぎのフレーズが役に立ちます。考えている間はとりあえず次のように言いましょう。

Well, let me see… (ええと、そうですね)

Yes/No, I have a couple of reasons… first reason is…(はい/いいえ、いくつか理由がります、まず… ※と言いながら最初の理由を考える)

ちなみに芸人のさんまさんは「ひゃー」と笑いながら、実は次言うことをめっちゃ考えてるねん、とよく言っています。非常に頭の回転が速い人でもそうなので、とりあえず笑顔で「let me see…」と言えるように練習しておきましょう。

質問が分からない時は聞き返してもよい

面接官の言っていることが分からない時は聞き返してもよいです。

1回までは確実に大丈夫です。

ただ、何度も聞き直したり、長い沈黙の後に聞き返すと減点されたり、強制終了されたりするようです。聞き返す時は次のように言いましょう。

Pardon?(すみません?)

Could you say that again please? (もう一度言っていただけますか)

アイコンタクト

相手の目を見て話す「アイコンタクト」を英語圏の方はとても重要視します。

でも日本人は苦手ですよね。

私の生徒も、いつも横を向いて話す子、遠い目で話す子など、シャイな人が多いです。

でも面接ではアイコンタクト重要なので、がんばって目をみましょう。

苦手な人は少しずらして、相手のほっぺたあたりを見るといいかもしれません。

とにかく、下を向いて話すのはやめましょう。

ジェスチャー

ジェスチャーを入れると、スピーキングに動きが出て、テンポやリズムが自然によくなります。

また、自然に姿勢もよくなり、相手の顔を見ることになるのでアイコンタクト問題も解決します。手は膝の上ではなく前に出して、常に口に合わせて動かすようにするとよいです。

下の動画は、人前で話す時に使える4つのジェスチャーについて教えてくれます。

1. 形や大きさを説明する時のジェスチャー

2. 気持ちなどを強調したい時のジェスチャー

3. 提案する時のジェスチャー

4. 相手に何か指示する時のジェスチャー

英検の面接だと、1、2、がよく使えそうです。6分間の短い動画なので、ぜひ見てください。

声の大きさ

もともと声が小さい人がいますが、顔を上げることで相手に声が届きやすくなります。ここでも下を向かないことが大切。

また、緊張で声が震えてしまう人は、慣れで克服することもできます。英検二次対策をしてくれるオンライン英会話などで何度か練習しておくと安心感が出ます。

英検二次対策のあるオンライン英会話

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番外:挨拶もしよう!

挨拶については、評価に入るのかどうかよくわかりません。

以前はテストの前にsmall talk(世間話)があって、「今日はどうやって来ましたか?」「電車です」などのやりとりがありましたが、最近は受験者が多いせいか、省略される傾向があるようです。

でも、入室、退室の際には挨拶をしましょう。挨拶されてイヤな人はいませんから。

入室の際の挨拶:Hello. (Please have a seat.と言われたら座る)Thank you.

面接カードを渡す時:Here you are.(どうぞ)

面接官の指示に対して:Yes/Uh-huh/OK(聞いていることをアピール)

退室の際の挨拶:Thank you for your time. Good b・ye.(お時間ありがとうございました。さようなら)

まとめ:アティチュードを減点されないためにできること

アティチュードを減点されないためにできることは以下の通りです。

(1)最初と最後に挨拶しよう

(2)しゃべり続けよう。考えている間は時間稼ぎフレーズでつなごう

(3)質問が分からない時はすぐ聞きかえそう

(4)下を向かないようにしよう

(5)顔を上げて、面接官の口からおでこあたりを見て話そう

(6)ジェスチャーを使おう

(7)なるべく大きな声で話そう

(8)余裕があればオンラインレッスンなどで面接の練習をしておこう

(9)なるべく笑顔で話そう

いかがでしたか?

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