英検®ライティング問題のPOINTS 正しい選び方・使い方【英検2級・準1級】

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みなさん、こんにちは。

英検2級と準1級のライティング問題にはPOINTS という項目がありますね。皆さんはこのPOINTSについてじっくり考えたことがありますか。

2級の場合は「理由を書く際の参考になる観点を示したもの」で「ただし、これ以外の観点から理由を書いてもかまわない」と、使っても使わなくてもどっちでもいいことになっています。

一方、準1級はかならずPOINTSを使って2つ理由を書いてください、と必須です。

2級はどっちでもいいから使わない?

いやいや、ぜったい使った方がいいです!

また、なんとなくPOINTSを選んでいませんか?もったいないですよ!選び方にコツがあるんです。

POINTSをうまく選んで活用すれば、ライティングスコアはぐっと伸びます♪ということで、本日はPOINTSの正しい選び方・使い方についてお話します。

POINTSは英作文のヒント

皆さんは、POINTSは英作文の難易度を上げるためにあると思いますか?

答えはNOです。

むしろその逆でPOINTSは英作文の貴重なヒントなんです。POINTSがある方が難易度が下がるのです。

POINTSとは「限定できるヒント」

例えば「普段の生活について教えてください」と言われたら、漠然としすぎて困りませんか?

しかし「食生活について」とか「家族との関わり方について」など、限定できるようなヒントがあればぐっと話しやすくなります。

この「限定できるヒント」=POINTSだと考えてください。POINTSに沿って組み立てれば、問題作成者がイメージする内容の英作文が出来上がるように考えられて提示されているのです。

では、どうやってPOINTSを選べばよいのでしょう?具体例を挙げて説明します。

POINTSの正しい選び方

まず、予想トピック(2級)をご覧ください。

TOPIC
Do you think school rules are necessary?     
POINTS
●responsibility
●safety
●creativity

トピックは「校則は必要か?」で、POINTSは「責任感」「安全」「創造性」の3つです。

この3つのPOINTSをどのように選べばよいでしょう?

POINTSには賛成用・反対用がある

実はPOINTSは賛成用と反対用と両用があります。

英作文は賛成か反対か決めて書きますね。ですので、各サイドで使えるPOINTSが用意されています。ライティング問題に取り掛かる時には、トピックを把握したら次にPOINTSを読んで賛成用なのか反対用なのか、または両方で使えるのかを判断しましょう

今回の例では以下のように分けられます。

TOPIC
Do you think school rules are necessary?  校則は必要? 
POINTS
●responsibility 責任感 ⇒ 両用
●safety 安全 ⇒ 賛成用
●creativity 創造性 ⇒ 反対用

賛成・反対両サイドのストーリーを考える

賛成用か反対用か分けたら、それで作ることができるストーリーをざっくり考えてみます

校則に賛成 校則があると責任感を養うことができる(responsibility)
生徒を危険から守ることができる(safety)
校則に反対 校則は学生の創造性を殺している(creativity)
子どもはルールに頼ってしまい、責任感を養う機会を失う(responsibility)

いかがでしょうか。

ここまでのステップは実際には頭の中でほんの数秒から1分程度で行います。

このようにざっくり賛成・反対のストーリー展開を考え、どちらのサイドで書くかを判断します。

より具体例を多く思いつく方で書くと書きやすい

どちらサイドを選ぶかは、より具体例をたくさん思いつく方を選ぶと書きやすいです

例えば、「金髪禁止」は自己表現の自由を奪い個性を殺しているとか、

「SNS禁止」や「放課後買い食い禁止」は学生が犯罪に巻き込まれないための大切なルールだなど。

身近で具体的な例をたくさん思いつく(かつ英語で書ける!)方のサイドを選ぶと早く正確に書くことができます。

「校則」に関する英作文例(2級)

過去記事です。こちら↓

こんにちは。 今週末は英検1次試験です。準会場で受験する方は、金曜日、土曜日ですね。リ...

明確に違う2つの理由を書くためにPOINTSを活用(準1級)

準1級の場合は4つのPOINTSから2つ選びます。準1級の場合は両サイドで使える両用のPOINTSも多くなります。ここで2つ選ぶ際のコツは、明確に違う理由を書くことができる2つを選ぶことです。

理由の切り分けが下手だと内容点が下がる

2つの理由は似通っているものより、明らかに違う観点で書いた方が説得力が上がるし点数も上がります。そのためには違う観点で書けるPOINTSを選ぶことが大切です。

例えば、過去に実際に英検準1級で出題された「動物園」に関するPOINTSです。直接掲載できないので(コピーライト上)日本語で書きます。

TOPIC 動物を動物園で飼育するのは正しい考えだと思いますか。
TOPIC

・動物の権利 ⇒ 反対
・教育的価値 ⇒ 賛成
・絶滅危惧種 ⇒ 賛成
・生活、住居のコンディション ⇒ 両用

この例で考えると、「動物の権利」「生活、住居のコンディション(の悪さ)」で書こうとすると若干理由が似通ってしまいます。そのため書き方が悪いとぼんやりした作文になりがちです。

一方、「教育的価値」「絶滅危惧種」で賛成サイドで書くと「子どもが動物の生態を学べ、しかも絶滅危惧種を絶滅から救うことができる」というようにクリアに切り分けられた理由を2つ書くことができます。

私個人的には動物園はあまり賛成ではありませんが、英検はあくまで英語力の判断をするだけなので、個人の感情はともかく書きやすい方で選びましょう。

「動物園」に関する英作文(準1級)

過去記事です。こちらの記事では反対サイドで「動物の権利」と「絶滅危惧種」を使っています。賛成向きのPOINTSを否定することで反対理由にすることも可能な例。

こんにちは。 今日英検を受験された方、お疲れ様でした。 うちも子も受けました♪ ...

まとめ

POINTS 正しい選び方・使い方

1.POINTSを賛成用・反対用・両用に分ける

2.上記で分けたPOINTSを使って賛成・反対のストーリーをざっくり作る

3.より具体例が多く思いつく方のサイドで英作文を書く

4.理由が似通っていないか、クリアに切り分けられているかチェックする

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コメント

  1. blue より:

    いつも、大変、勉強になる情報提供ありがとうございます。
    まとめの箇所に記載されている、理由を明確に切り分けられるらかどうかの視点は、私ができていなかったことそのものだったので、とても参考になりました。

  2. morinho より:

    blueいつもありがとうございます。
    理由の切り分け難しいですよね!1級だと理由3つですね。チャレンジです(#^.^#)