皆さん、こんにちは。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
先日受験した英検®1級の結果が届きました。
二次試験も無事合格しておりました!
私、過去に二度合格した実績がありまして、今回で三度目。せっかくなので、合格証を3枚並べて記念写真を撮りました。感慨深し。
以前の合格時はまだCSEスコアが導入される前で、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)もありませんでした。今回は四技能それぞれにCEFRレベルが表示されています。
二次試験ではスピーキングがかなり悪く、B2になってしまいました。B2は中上級レベル。あまりうまく話せなかったので納得の結果。さすが英検。きっちり評価してくれています。
今回の記事では、スコアと二次試験の様子についてまとめたいと思います。
英検®1級 総合結果
写真にも写っていますが、今回の私の総合結果をあらためてご紹介します。
総合スコア | 4技能総合CEFR |
2657/3400 | C1 |
Reading | Listening | Writing | Speaking | |
英検CSEスコア | 699/850 | 657/850 | 698/850 | 603/850 |
CEFRレベル | C1 | C1 | C1 | B2 |
英検®の合否判定はCSEスコアの結果で決まります。1級の合格ラインは、一次試験の3技能(RLW)合計が2028で、二次試験(S)が602点の合計2630点。今回の私のスコアは2657点なので、本当にわずかの差での合格となりました。
英検CSEスコアと合格点については、公式サイトの以下のページに詳しくありますのでご覧ください。
英検CSEスコアとは
二次試験の結果
合格証と共に二次試験のスピーキングの評価得点ももらいましたのでご紹介します。以下、受験結果詳細からの抜粋。
分野 | あなたの得点/配点 | 評価のポイント |
SHORT SPEECH | 6/10 | 与えられたトピックの中から一つを選び、論点とその根拠をまとめ、首尾一貫したスピーチを組み立てることが求められます。 |
INTERACTION | 6/10 | 面接官とのやりとりの中で、それぞれの質問に対して臨機応変に応答し、会話を継続することが求められます。 |
GRAMMAR ANS VOCABULARY | 7/10 | 面接を通して、幅広い語い・文法を正確かつ適切に運用することが求められます。 |
PRONUNCIATION | 7/10 | 面接を通して、発話・アクセント・イントネーションを正しく運用することが求められます。 |
評価得点に対する個人的な感想
評価得点を見てみると、納得の点数です。
スピーチに関しては、1分でトピックを選び、2分間のスピーチをしなければなりません。トピックは5つから選びますが、今回、自信を持って話せるトピックはありませんでした。
仕方なく、一番マシそうなのを選択。「先進国は発展途上国に技術的な支援をするのをやめるべきか?」というようなトピックでスピーチを開始。
私は「やめるべきではない」という立場で話し始めましたが、根拠となる理由2つが似通ってしまい、しかも時間内にスピーチが終わらず、途中で切られてしまいました。
面接官との質問の中で、講師という私の職業的立場から発展途上国を支援することは世界全体の経済や政治の安定につながる、という流れにもっていってなんとか挽回しようと努力しましたが、自分でもつじつまがちょっと合っていないなあという印象。逆の立場で情報セキュリティ問題や、産業スパイ問題などを話した方がよかったかもしれません。
でも、一度もかたまったり沈黙したりすることなく、とにかく話し続けた点はよかったかもしれません。内容が悪い上に、しどろもどろで沈黙してしまったりすれば撃沈だったと思います。
言い訳のように聞こえるかもしれませんが、スピーチは運も大切。自分の得意分野のトピックがあれば断然話しやすくなるので、うまくいかなくても落ちこむ必要はないと思います。一次免除システムもあるので、うまくいかなかった時は次回にがんばればよいのです。
まとめ
合格しましたという個人的な報告になってしまいましたが、いかがだったでしょうか。
50代の私でも合格できるので、ぜひ年齢関係なく、いろいろな方に1級受験に挑戦していただきたいと思っています。
今回、二次試験で若い方から私と同じくらいの年齢の方まで、幅広い年齢層の方々が1級に挑戦しているのを見ました。語学でキャリアを積みたいと考えている方にとって、英検1級は心強い資格です。キャリアの入り口と言える書類審査をパスするために、英検®1級が必要条件であることは珍しくないです。ですので、1級合格をめざしている皆さん、諦めなければ必ず合格するので、不合格が続いてもくさらず受験し続けてください。
2024年度の試験から一部形式が変わるので、それについても後日記事にまとめたいと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。