50代で再挑戦★英検®1級一次合格しました【当日編】

みなさん、こんにちは。いつもサイトを見てくださり、ありがとうございます。

2024年1月21日、英検®1級を再受験いたしました。

十年以上前に合格しているのですが、なにせ50代だし、久しぶりの受験で不安でいっぱい。でも、なんとかぎりぎり?一次試験をパスすることができました。

もういちど英検を受験しようなんて考えたのはこのサイトのおかげです。これから1級を受験される方に少しでも参考になればと思い、記事にまとめることにしました。

50代の私が仕事をしながらどうやって準備したのか、以下の記事にまとめましたのでよかったらご覧ください。

50代で再挑戦★英検®1級一次合格しました【準備編】

この記事では、試験当日の会場までの様子や試験中の時間配分などについてご紹介します。

英検®1級再受験 家から会場まで

早めの行動が基本

英検®1級の試験は午後。12:40入場開始、13:20までに着席ということでした。

私が利用する電車はよくダイヤが乱れるので、少し早めの11時ごろ出発。12時ちょっと前に会場最寄り駅に到着。駅にカフェがあったので軽く食事を取りました。

来るのがちょっと早すぎたかと思っていましたが、周りには英検受験者と思われる人が何人か食事をされていました。やはり早めの行動が正解のようです。

皆さん、緊張した面持ちでサンドイッチなどを食べながら参考書などを見ています。それを見ていると私もドキドキしてきました~。

いい席は早いもの勝ち

12:40ごろカフェを出発。10分ほど歩いて会場到着。席は既にけっこう埋まっていて、やや前の方の右手に着席。

英検は席が自由なので、いい席は早いもの勝ち。以前は一番に着くように行ってCDプレーヤーのすぐ前の席を陣とっていました。

今回、後ろの方に座っていた方がリスニングの音声が聞こえにくいと手を挙げてらっしゃったので、前の方の席のほうがやはりいいかもしれません。

待ち時間活用法

席を確保すると、試験開始までけっこう長い待ち時間が始まります。説明を聞く時間を除いても40分くらいあります。その間何をする?

たいていの受験者はパス単や参考書を見ています。私が何をしていたかと言うと、英作文を書いていました。

ルーズリーフを数枚持っていっており、そこにトピックを想像して英作文を書きました。どんなトピックが来ても使えそうなネタを決めていたので、それをつらつらと書く練習。実際のテストでそのネタが使えたのでラッキーでした。

書いていると緊張がほぐれたので、ウォームアップにも。とにかく何かしている方が精神衛生上良さそうですね。

英検®1級 当日の時間配分

次に試験の時間配分についてです。
英検®1級の試験時間は以下の通りです。

英検®1級の時間配分

重要になってくるのは、筆記試験100分間をどう使うかです。

リスニングの先読みもぜひしたいので、実質的には90分間で筆記を終わらせるのが理想。当日はだいたい以下のような時間配分で取り組みました。

問1~3を1時間以内が目安

問1~問3までを1時間でやる!を目安にやりました。(実際には64分で完了)

語彙問題はとにかく猛ダッシュで。語彙に時間をかけると読解に時間が割けず命取りになるので、あまり考えず、ばんばん答えを選んでいきます。

たいてい第一印象が正しいので、迷って戻るのはおすすめできません。一問30秒くらいで一気に駆け抜けます。

時間がかかるのが問3の内容一致問題。ここは焦らず、使える時間ギリギリまで粘ってよく考えて選んだ方がいいです。

私は何度も読み返して少し時間をオーバーしてしまいましたが、なんとか集中力を途切れさせずがんばりました。

英作文は30~40分が目安

問1~3までを1時間くらいで終わらせられれば英作文に30~40分使うことができます。

書く前にアイデアをまとめる

英作文はいきなり書き始めず、まずアイデアをまとめることから始めます。

英検は問題用紙に書き込みをしてもいいので、余白に英作文の流れを書き出します。
賛成、反対のどちらでいくか決めたら理由3つをメモ。

今回のトピックは以下のようでした。
Should science be relied on to solve humankind’s problems?

私は賛成サイドで行くことに決め、練習で用意してきたことをそのまま使用することに。メモには以下のような走り書きが残っています。
・food shortage
・disease, health care
・energy sources

以上の3つの理由をなんとかscienceにこじつけて英作文を完成させました。

英作文はどのタイミングで書くべきか

さて、英作文は試験のどのタイミングで書くべきなのか、議論が分かれるところかもしれません。

以前、ブログの読者さんにアンケートしたところ、試験スタート後すぐ最初に書いてしまう派と筆記の最後に書く派に別れました。

今回、私は最後に書きましたが、私の隣に座っていた受験者は最初に書いていたようでした。その方は40分くらいかかっていたので、内容一致問題などで時間が足らなくなったかもしれません。

さっと20分くらいで書ける自信があるのであれば先に書くのもアリだと思います。でも、点数的には英作文は比較的スコアが取りやすく、語彙や読解は取りにくいので、体力があるうちに語彙と読解を終わらせた方がよいかもしれません。

リスニングの先読み

8分ほど時間が余ったので、リスニングの先読みをすることができました。リスニングはPart2が特に苦手なので、Part2中心に問題文と選択肢をチェックしました。

リスニングの反省点

リスニングパートは時間が決まっていて、流れる音を順番に処理していくしかないので全力でやるのみ。

今回の反省点としては、迷って戻ってしまったことです。

一度マークしたけど、違ったかなと思ってマークしなおしたことで点数を落としました。

語彙でも書いたように、だいたい直観が正しく、書き直すと間違います。しかも、次の問題を聞き逃すため、2問落とすことになります。

【スコア編】でご紹介している通り、リスニングパートはひどい点数でした。足切りされるのではないかとヒヤヒヤしたくらいです。

迷っても戻らない、分からなかった問題は捨てて気持ちを切り替えて次の問題に集中するべきと声を大にして言いたいです。

以上、試験当日の時間配分などについてお伝えしました。

次回の記事では結果のスコアについてご紹介します。ではまた。