英検模範解答例のような英作文を書く方法 英検1級・英検準1級・英検2級

こんにちは。

先日実施された英検1次試験の合否閲覧サービスが明日始まります。

英検サイト

うちの子は今回は期待していないのですが、どの程度できているか気になります。それによって、今後の方針を立てていこうと思っています。

1回で合格できればもちろん良いのですが、不合格になると自分の弱点が分かるし、たくさん勉強するチャンスができるので、悪いことではないです。英検は受験回数に制限がないので、何度でも受けられます。結果が悪くてもくさらず、良くても調子に乗らず、気楽にいきましょう♪

さて、英検模範解答のライティング満点例を見ると、さすがかっこいいな~と思います。いかにもな型通りの書き方ではなく、内容がぎゅっとつまった説得力のあるライティングになっていますね。

満点解答例を見て、自分もこんな風に書きたいと思う人も少なくないでしょう。ということで、満点解答例みたいな英作文を書くにはどうすればいいかを考えてみました。

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模範解答例みたいな英作文を書くには?

まず、今回の英検準1級、動物園の是非に関する模範解答例をご覧ください。
↓↓↓
2018年第1回検定解答

このライティング満点解答例と、わたしが作ったテンプレートを比べると明らかに違う点があります。

英作文は書き方が決まっているので、テンプレートがあると短時間で書くことができます。例題トピック「伝統工芸産業は現代で生き残れるか?」をこのテンプレートで書いてみましょう。

どこが違うかというと、

Introductionの書き方です。

Introductionの中に理由を明記する

私が作ったテンプレートでは、Introductionではトピックに対して Yes/Noを明言するにとどまっています。しかし、模範解答例では、Yes/Noとともに、それを支持する理由2つも明言されています。

したがって、Introductionを読むだけで、筆者が言わんとしていることの概要が分かるのです。

実はこれは典型的な英作文の書き方に則ったもので、「5パラグラフエッセイ」と呼ばれています。アメリカでは、小学校から繰り返しこの形式で文章を書く練習をするそうです。(Writingの本には、The five-paragraph essayはビギナー向けと書いてありますw)

5パラグラフエッセイとは?

第1パラグラフ Introduction
第2パラグラフ Body1
第3パラグラフ Body2
第4パラグラフ Body3
第5パラグラフ Conclusion

図をご覧ください。5パラグラフエッセイは、5つのパラグラフから構成されていて、IntroductionとConclusionがあり、中身が3つのパラグラフで構成されています。

Bodyがトピックを支持するそれぞれの理由を詳しく説明する部分だということは、ご存知の通りです。

英検のライティング問題に照らし合わせてみると、英検2級・準1級では2つの理由を書く必要があるので、Bodyが2つになり4パラグラフエッセイになります。1級は3つ理由が必要なので、5パラグラフエッセイそのものになります。1級合格まで目指す方は、5パラグラフエッセイが書けるようになっておくとよいですね。

thesis statementが最も重要

5パラグラフエッセイを書く上で、最も重要なのがthesis statementです。

thesis statementとは、論文のテーマのこと。その英作文で何を言いたいのか、を分かりやすくサマリーしたものがthesis statementです。

thesis statementは第1パラグラフに書きます。英検模範解答例はまさにこの形式で、動物園が受け入れられるべきと思う理由2つが、第1パラグラフの中に書かれています。

thesis statementは骨格、Bodyで肉付け

thesis statementは英作文の骨格部分にあたります。必要な情報は与えつつ、シンプルに最小限にとどめるべきです。

肉付けしていくのがBody部分です。Body部分ではthesis statementで述べた内容を順番に、具体的な例などを使って肉付けしていきます。

Conclusionで全体の内容をもう一度まとめる

Conclusionで、全体をもういちどまとめます。ここで、自分の考えを強く述べてより強調するのはアリですが、あくまで強調にとどめ、新しい内容を付け加えることがないように気をつけます。

5パラグラフエッセイの例(日本語バージョン)

5パラグラフエッセイの例を書いてみます。今回は分かりやすく日本語で書いてみます。

トピックは「英語学習にスマホは必要か?」です。

1 スマホは私たちの日常生活に欠かせないものとなっており、英語学習においても同じである。スキマ時間の活用、英語学習アプリの多さ、便利な機能という点で、スマホなしの英語学習は考えられない。
2 まず、スマホがあればスキマ時間を使った学習が可能である。通勤・通学時間や食事中など、スマホがあればいつでも英語に触れられる。CDやポッドキャストを保存しておけばいつでもリスニングの訓練が可能である。
3 第2に、様々な目的にあった英語学習アプリが提供されており、効果的な学習ができる。例えば英検はスタディギアという英語アプリを提供していて、英検受験者は無料で使うことができる。
4 第3に、スマホの読み上げ機能や、ボイスメモなどを使うと英語学習がより効率化する。メモに英文を書きこみ、読み上げ機能を使ってライティングとスピーキングを同時に練習をするなど、さまざまな使い方ができる。
5 以上の理由から、スマホを使わない英語学習などありえないことが分かる。スキマ時間を活用し、アプリや便利な機能を使うことで、英語はより簡単に身につけられるのである。

第1パラグラフの黄色アンダーラインマーカー部分がthesis statementにあたります。

1.スキマ時間、2.英語学習アプリ、3.便利な機能が3つの理由になっていて、それぞれを2パラ以降のBodyで肉付けしているのが分かりますね。

Bodyの順番は、thesis statementの順番と同じでなければなりません。同じ順番で説明することで、対応関係が一目で分かります。

第5パラのConclusionでは、「スマホなしの英語学習などありえない」と強調を入れました。内容的にはこれまで言ってきたことを別の言葉で強調しただけです。

ここで、今まで言っていないことを持ち出すのはNGです。

例えば「留学すると更に効果的」などの1文は、たとえ真実でも蛇足になります。

いかがでしたか?

英語のライティング例もそのうち作ってみたいと思います。

英文ライティングには他にもいろいろなフォーマットがあります。こんな本が参考になります。↓

Skills for Better Writing 構造で書く英文エッセイ

The only Grammar Book You’ll Ever Need


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