英検の二次試験が近づいてきました。無事一次を突破された皆さん、準備は始めていらっしゃいますか?
ご存知の通り、二次試験はインタビュー(面接)ですが、実はライティング問題とかなりたくさんの共通点があります。
ライティングは紙に作文を書き、インタビューはしゃべりますが、自分の意見を理由と共に相手に説明する、という点ではどちらも同じなのです。
なので、ライティング対策をしっかりした方は、インタビューテストにも自信をもって臨めると信じています。ぜひ胸を張って、インタビューに臨んでください。
インタビューの良い点は、スペリングのミスを気にしなくてよいところです(笑)しかし、書くことに比べて、スピーキングはレスポンスの速さが要求されるので、事前に練習しておくと安心ですね。
二次試験の流れ
二次試験初体験の方のために、二次試験の概要をご紹介します。
二次試験はインタビュー(面接)です。一人ずつ部屋に入って試験官と話します。
時間は10分程度。ドアをノックして入室し、Hello. → 面接 → Thank you. Good bye. で退室、という流れ。けっこうフォーマルな感じです。
この一連の流れが、英検ホームページの「英検バーチャル二次試験」というページで詳しく紹介されています。
入室から退室までをアニメーションを使って解説してくれているページです。例題や模範解答、チェックポイントなどが解説されているので、今回初めて二次試験を受験される方はかならず「英検バーチャル二次試験」をご覧ください。
※アニメーションの再生には flash player が必要です。モバイルよりパソコンの方が見やすいようです。
過去問で問題の内容を把握する
英検ホームページには二次試験の過去問題と模範解答例が公開されています。これもかならずチェックしておきましょう。
二次試験の過去問と模範解答例
英検2級はパッセージ問題2+意見を問う問題2
二次試験の流れは級によって異なります。ここでは、例として2級を見てみましょう。
2級の二次試験は全部で4問。
・パッセージに関する問題2問
・意見を問う問題2問
また、問題に入る前に面接カードに書いてあるパッセージの音読があります。
60語程度のパッセージを音読
面接はまず音読から始まります。入室し、挨拶が終わると面接カードを渡されます。面接カードにパッセージが印刷してあり、それを音読します。20秒の準備時間の後、タイトルから読み始めます。知らない単語があってもとにかく最後まで読み切りましょう。
問1 パッセージに関する質問
次にパッセージに関する問題が質問されます。質問は面接カードに書いていないので、聞いて理解しなければなりません。質問の意味が分からなかったら、Pardon? や One more time, please. と聞き返しても大丈夫です。答えはパッセージの中にかならずあるので、パッセージをよく見て答えになる部分を探し、そのまま読みましょう。
問2 イラストを英語で説明する問題
パッセージに下に、パッセージのテーマに関する3コマのイラストがあります。このイラストを英語で説明します。
コツは、イラストの中の登場人物のセリフをそのまま使うことです。例えば、イラストの中でお母さんが “Do you want to go shopping?” と聞いているシーンがあるとすると、その部分は Mother said “Do you want to go shopping?”. とそのまま使います。また、”One hour later” などの状況説明もそのまま使って大丈夫です。
問3・問4 あなたの意見を問う問題
最後の2問はパッセージとはまったく関係のない質問です。賛成/反対の立場をはっきりさせて答える問題で、1次試験のライティング問題とそっくりです。
賛成の場合は、I agree. 反対の場合は I disagree. で始めます。質問はどこにも書いていないので、意味が分からない場合は聞き直しても大丈夫です。なんとなくで誤解したまま話し始めると失敗することが多いです。分からなくなっても、黙り込んでしまわないように、なんとか話し続けましょう。
問3.問4はエッセイのお題と共通点が多いので、ライティング予想問題が役にたちます。いろいろなトピックについて、口頭で言えるように練習してみましょう。
二次試験当日の注意点
二次試験は集合時間が指定されます。指定された時間内であれば受付順になるので、早めに行くと早く終わります。
髪型や服装は採点と関係ないので、どんなものでも構いません。(当たりまえですね。)
試験官は一日中インタビューで疲れていると思うので、笑顔で挨拶すると喜ばれると思います。面接官に笑ってもらえると合格しやすいと私は思います♪
では皆様、Good luck(*’▽’)
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