英検®解答用紙ダウンロードとライティング問題手書きのルール

ライティング入門
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こんにちは。

手書きのライティング形式で受験される方は、当日までに、解答用紙に手書きする練習をすることをおすすめします。

スマホやパソコンでずっと練習している場合、いきなり手書きにするとなかなかうまくかけなかったりします。短時間でささっと見やすい解答を書くために、事前に練習するとよいですよ。

英検HPで解答用紙見本をダウンロード

自宅で手書きの練習ができるように、英検ホームページでは各級の解答用紙の見本がダウンロードできるようになっています。

解答用紙見本ダウンロード 準1級 2級 準2級 3級 4級 5級

※4級・5級にライティング問題はありません。

各級のライティング解答欄の大きさをチェック

級によってライティング問題で求められる語数が違うので、解答欄の大きさもまちまちです。

ぱっと見て解答欄がだいたい埋まっているくらいが理想。上に詰めすぎたり、逆に最後がつめつめになったりしないように、バランス良く書く練習をしておくと心に余裕が生まれるかと思います。

【1級・準1級】ノート1ページ分くらい

1級と準1級はライティング問題にまるまる1ページ解答用紙が与えられています。1級が28行、準1級が25行あります。感覚としては、ノートの1枚を埋めるくらいの感じです。

【2級・準2級・3級】マークシートのとなり(B面の右半分)

2級~3級は、解答用紙B面の左がマークシート(問1~リスニング問題)、右がライティング解答欄になっています。

2級が17行、準2級が15行、3級が10行。この解答欄がだいたい埋まるくらいの感じで、バランスよく見やすく書きます。

語数は目安 スカスカとはみ出しに注意

これは合格者の方からの証言なのですが、語数はあくまで「目安」であり、多少の増減はOKのようです。(書きすぎたけど高得点だった、などの証言多数)

採点者は短時間で大量に採点しなければならないため、いちいち語数を数えたりしていないと思います。解答用紙にバランスよく収まっていれば大丈夫かと思います。

少なすぎるのは印象が悪いので、解答用紙の7割程度を埋めるのを目安にしましょう!

逆にはみ出すのもNGです。いまどき解答は機械で読み取っているに違いないので、はみ出すと切れて採点されない可能性大です。解答用紙にも「太枠で囲まれた部分のみが採点の対象です」と明記されているので、これは守りましょう!

手書きライティングのコツ

英作文を手書きするときのコツがいくつかあります。ダウンロードした解答用紙に実際に手書きした例を見ながら、見やすい解答にするためのルールを確認しましょう。

英検2級ライティング 解答用紙手書き例

段落のはじめをインデントする(2㎝下げる)

各パラグラフ(段落)の最初を2㎝ほど下げて書き始めます。これをインデントと言います。下げることで、意味のまとまりがはっきりするので見やすくなります。

インデントせずに段落と段落の間を1行空けてもよいです。ブログでは1行空ける方が見やすいので、そちらを採用しています。

ただ、1行空けるとその分各スペースは減るので、たくさん書く傾向のある人はインデント、少な目の人は1行空けの方がおすすめです。

3級は英作文自体が短いので、インデントや1行空けるのはなしで、全部つなげて書いてOKです。

Introduction 3行+Body 5行X2+Conclusion 3行

例では、以下の構成で書きました。

・Introduction 3行
・Bodyの各理由 5行X2
・Conclusion 3行

このように、あらかじめ各分量を行数で決めておくと、語数を数えなくてもよいので楽かもしれません。

bodyは理由が2つあるので、それぞれ同じくらいの分量になるのが理想です。

ブロック体でよみやすい字で書く

ライティングはブロック体で書きましょう。また語と語の間はつめすぎず、1語分空けます。

昨今は筆記体を書ける人自体が少なくなっていますが、私が学生の頃は中1でまず筆記体を練習させられたので、いまでもこの年代の方はサラサラとつながった筆記体を使う人がいます。でも、ものすごく読みにくいのでブロック体で書きましょう!

単語は途中で改行しない

長い単語などで収まりきらなくて、途中で次の行に改行したくなる場合があるかもしれませんが、できるだけ単語の途中での改行は避けた方がよいです。

書けそうになかったら、単語まるまる次の行に持っていきましょう。

どうしても単語の途中で改行したい場合は、次のようにハイフンでつなぎます。

Also, smartphones are dange-
rous for young children.

カンマ、アポストロフィ、クエスチョンマークを正しくつける

英語の句読点(punctuation)は案外できていない人が多いです。特に、準2級、3級を受験する小中学生は句読点を書き忘れるケースがとても多いのです。

また、カジュアルな文章では、??? や !! !? … などを使ったりしますが、ライティングはフォーマルな文章になるので、使わないようにしましょう。

スペリングミスしていないかチェック

パソコンやスマホで練習しつづけていると、スペルチェックや予測変換でスペリングを自動で修正してもらえるため、スペリングをあまり覚えていないことが多いですね(わたしのこと!)

自分がよく使うワードのスペリングは、手で正しく書けるようにチェックしておきましょう。

おまけ:キッズは自分の名前、会場名などを漢字で書く練習をしておこう

解答用紙のダウンロードでは、受験番号や氏名・受験会場名を書くA面もダウンロードできます。

最近、幼稚園児などの年少者も英検をよく受けます。その場合、受験会場名がうまく書けない子もいたりします。

もう何年も前ですが、うちの子が受験した時にわたしはつきそいで会場になる部屋まで一緒についていきました。近くに座っていた5歳くらいの子が受験会場名が書けていなくて、保護者や試験監督者も近くにいなくて、しかたないので書くのを手伝ってあげたことがあります。

現在は年少の受験者が増えているので、「英検 for kids!」というページで子ども向けの英検受験アドバイスが掲載されています。キッズにとっては英語より漢字の方が難しいかもしれません。心配な場合は事前に練習しておきましょう。

いかがでしたか?

見やすい解答用紙で1点でも多くライティングで点数を取ってくださいね♪

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