英検®準1級ライティング 模範解答みたいな英作文が書けるテンプレート テクノロジーで貧困は解決する?

英検のライティング問題はテンプレートがあるととても書きやすいですね。

このブログでは、準2級~準1級までのライティング問題のテンプレートを作っています。どれもなかなか好評で「参考にさせてもらいました!」というメールもよくいただきます。

準1級用のテンプレートの記事は特にアクセスも多く、検索順位も高めです。でも、この記事を公開してから1年半ほど経ち、わたしの中でこんな気持ちがふつふつと沸いてきました。

それは、

もっとかっこいい英作文が書けるテンプレートを作りたい!

準1級らしい英作文が書けるテンプレートが作りたいのです。

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準1級らしいテンプレートって?

以前作った英検準1級用のテンプレートはシンプルながらも、必要な情報はつまっていたと思います。

英作文は書き方が決まっているので、テンプレートがあると短時間で書くことができます。例題トピック「伝統工芸産業は現代で生き残れるか?」をこのテンプレートで書いてみましょう。

でも、英検の模範解答例とはかなり違った感じの英作文が出来上がります。

そこで、英検の模範解答例の英作文がどのような作りになっているのか調べてみました。

それをまとめた記事がこちら↓

英検の模範解答例みたいなかっこいい英作文が書きたい→はい、書けます。コツは5パラグラフエッセイのルールに則って書くこと。5パラグラフエッセイとは?例を使って解説します。

模範解答が英文エッセイの基本形である「5パラグラフエッセイ」の形式に則っていることが分かりました。

それでは、この5パラグラフエッセイの形式の沿ったテンプレートを作れば、模範解答に近い準1級らしい英作文が書けるように違いないと思い、新しいテンプレートを作ってみました。

以前のテンプレートがベーシック版だとすると、新しい方は進化系です。ライティング問題で高得点を狙う方にも使っていただけるように改良してみました。ベーシック版と同様に参考にしていただけると幸いです。

テンプレートの下には、例題を使って英作文の書き方を解説しています。あわせてご参照ください。

準1級ライティング 新テンプレート

まず、テンプレートをご覧ください。

Introduction 30~40語程度
読者の注意を惹くような事実、常識、問いかけなど(=Hook)から書き始める(10~15語)

Yesの場合:I agree with the idea that (TOPICよりテーマの部分を抜き出してつなげる、またはyesとわかる書き方because of/ in terms of/ due to 理由1, 理由2.(15~20語程度)

Noの場合:I disagree with the idea that(TOPICよりテーマの部分を抜き出してつなげる、またはnoとわかる書き方because of/ in terms of/ due to 理由1, 理由2.(15~20語程度)

・理由1、理由2はPOINTSから選ぶと書きやすい。

Body1:理由1の説明 40~50語程度
First,/First of all,/In the first place,/The first reasons is that…(理由とその具体例を書く)

・Introductionの中に書いた理由1の内容を具体的に書く

・なるべく具体的になるように、理由1をしっかり肉付けする

Body2:理由2の説明 40~50語程度
Second,/Also,/In addition,/Another reason is that… (理由とその具体例を書く)

・Introductionの中に書いた理由2の内容を具体的に書く

・なるべく具体的になるように、理由2をしっかり肉付けする

Conclusion 20語程度
For these reasons,/For the reasons mentioned above,/In conclusion,…(TOPICについて賛成・反対をIntroductionとは違う書き方でもう一度書く)

・because of … などでつないで、理由1,2をつけ加えるのもよい

以前のテンプレートとの一番大きな違いは、Introductionの書き方です。

Introductionの中により多くの情報を入れているので、やや頭でっかちな構成になっていますが、Introductionを読むだけでおおまかな主張が分かるので読みやすくなっています。

これだけではきっとうまく伝わらないと思いますので、例題トピックをテンプレートにあてはめて英作文を作ってみましょう。

例題:テクノロジーで貧困は減らせるか?

下のトピックを使って、IntroductionからConclusionまで書いてみましょう。

Agree or disagree: Technology can reduce poverty.

(賛成、反対?テクノロジーで貧困を減らすことができる)

Introduction

読者の注意を惹くような事実、常識、問いかけなど(=hook)から書き始める

以前のテンプレートでは I agree/disagree with… といきなり賛成・反対から書き始めていましたが、その前に前振りとして、注目を集めるセンテンスから始めると、より読みたくなる英作文になります。

これは日本語でも同じことです。例えば、次のA,Bのどちらが続きが気になりますか?

A: きのう楽天で服買っちゃった
B: ネットでクレジットカードを使うのは怖いんだけど、きのう楽天で服買っちゃった

Bの方が続きが気になりますね(#^.^#)

Bの「ネットでクレジットカードを使うのは怖い」というのは多くの人が認める常識です。それにもかかわらずネットで買い物をしたわけですから、何か特別にお得な情報があったのか?と気になるわけです。

英作文もこのように読者の注意を惹くような一文から始めます。

例文は「テクノロジーで貧困が減らせるか?」なので、テクノロジーや貧困に関する事実や常識を1文目に持ってくると良いのです。例えば、

・近年、貧富の差がどんどん開いているが…

・テクノロジーは万能だと思われているが…

のように書きだすと、読者は「ん?」と注目してくれるのです。

また、ネットショッピングの例からも分かるように、自分の意見とは逆の書き出しから始めると自然な感じが出ます。

したがって、

・近年、貧富の差がどんどん開いているが…(テクノロジーで解決できる:agree)

・テクノロジーは万能だと思われているが…(テクノロジーでは解決できない:disagree)

となります。

このように読者の注意を惹くようなセンテンスを hook と言います。ひょいっとひっかけるイメージで分かりやすいですね。

トピックの賛成・反対の中に理由も入れ込む

hookで注意を惹いたら、本題に入ります。

トピックの賛成・反対について述べますが、その中に理由も入れ込みます。

賛成・反対は I think/I agree with…で書き始めてもよいし、別の書き方でも構いません。

理由を入れ込むには、because of や in terms of、regarding などの前置詞、前置詞句を使います。前置詞(句)の後ろは名詞(句)にするように注意しましょう。

Introduction例

わたしは「賛成」の立場で書きます。

The gap between the rich and the poor has been widening significantly. However, technology can be a solution to poverty in terms of education and better access to information. (29語)

この例では、The gap~significantly. までがhookです。

I agree は使っていませんが、technology can be a solution to poverty… で賛成表明。

理由1が education

理由2がbetter access to information

次にBodyの中で、理由1、理由2を肉付けしていきます。

Body

Introductionで紹介した順番に述べていく

Body部分では理由1、理由2を具体例などを使って肉付けしていきます。

間違えてはいけないのが順番で、Introductionの中で理由1にしたものをBody1、理由2にしたものをBody2の順番で書きます。

例では理由1が education なので、この内容をふくらませていくことになります。

Bodyをいかに具体的にふくらませることができるかが高得点のカギになります。読者を「うんうん」と頷かせられるかどうかが大切です。

例題では、

教育はより良い人生への切符 → ネットには無料の教育コースがたくさんある → 既に無料教育のお陰でよい仕事を得て、貧困から抜け出した人がたくさんいる

という流れで書きました。

無料オンラインコースは、MOOC(ムーク)などをイメージしています。学ぶ気持ちさえあれば、なんでもできる時代なんですね…。

Body2も同様に、理由2を肉付けしていきます。

スマートフォンやSNSの普及が貧しい人をどのように救っているかをなるべく具体的に書いていきます。

細かい点ですが、理由1と理由2はだいたい同じくらいの分量にするのも大切です。

Body例

理由1部分

First, education is the ticket to a better life. In the past, people in poverty had limited access to good education, but these days, many organizations are offering free online education. Many students in rural areas already utilize these kinds of services, and get a better job and get out of poverty. (52語)

理由2部分

Also, mobile technology helps people in poverty gain better access to information. They can access many kinds of information including healthcare, funding, and child rearing. That helps them to make a better living. Besides that, thanks to social media, people can connect with others, and they are less likely to be left behind. (53語)

Conclusion

conclusionはまとめなので、さらっとこれまでの流れをおさらいするだけでOKです。

今まで言っていない余分な一言を付け加えないように気を付けましょう。

理由1、2をもう一度言うのも可です。同じ表現でなく、少し変化させるとまとめらしくなります。

Conclusion例

For these reasons, technology can help reduce poverty due to free education and better access to information. (17語)

英作文例(全体)

ぜんぶつなげて見てみましょう。

TOPIC Agree or disagree: Technology can reduce poverty.

The gap between the rich and the poor has been widening significantly. However, technology can be a solution to poverty in terms of education and better access to information.

First, education is the ticket to a better life. In the past, people in poverty had limited access to good education, but these days, many organizations are offering free online education. Many students in rural areas already utilize these kinds of services, and get a better job and get out of poverty.

Also, mobile technology helps people in poverty gain better access to information. They can access many kinds of information including healthcare, funding, and child rearing. That helps them to make a better living. Besides that, thanks to social media, people can connect with others, and they are less likely to be left behind.

For these reasons, technology can help reduce poverty due to free education and better access to information. (151語)

対訳:貧富の差はどんどん開きつつある。しかし、教育と情報へのよりよいアクセスという点で、テクノロジーは貧困を解決することができるだろう。

まず、教育はより良い人生への切符である。以前は貧しいものは良い教育に触れることが制限されていた。しかし、現在では多くの機関が無料のオンライン教育コースを提供しており、それらを利用して貧困から脱出したものも既にたくさんいる。

また、モバイルテクノロジーのおかげで人々は健康、お金、子育てなどの情報にアクセスすることができ、より生活を豊かにすることができる。またソーシャルメディアのおかげで他者とつながることができ、取り残されることが少なくなってきている。

これらの理由からテクノロジーは貧困を減らすことに役立つと言える。

さて、いかがでしょうか?

テンプレートと言っても、もはや定型文の部分はほとんどなくなってしまいました。

しかし、書き方のパターンとしては同じなので、何度も書いて慣れてしまうと早く書けるようになると思います。

ライティングパートは英検の得点源になることを、合格者はみな実感しています。合格に向けてこのテンプレートをぜひご活用ください。

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