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すっかり秋、いえ、冬?
昨日は羽毛布団を出したモリーニョです。
英検1次試験が終わって合格発表までの期間、ヒマですよね。二次試験の準備をすればよいのですが、結果が出ないことにはやる気も出ないのが人間。ブログもなんとなく更新せずにのんびりしていたら、驚きのニュースが入ってきました。
なんと、来年2017年度から英検3級と準2級にもライティングが導入されるのだそうです。
プレスリリース 英検準2級・3級ライティング導入、検定料改定のお知らせ
この変更に伴い、試験時間が10分延長、検定料も値上げされます。うわー!
3級、準2級のライティング導入で影響を受けるのは主に小学生と中学生でしょう。特に小学生の受験者は、いままでリスニングで点数を稼いで合格していたケースが多かったので、ライティングの導入で状況が変化するかもしれません。
3級・準2級のライティングの出題形式
では、具体的にどのような出題形式になるのでしょうか。
プレスリリースに3級・準2級の出題形式と満点解答例が紹介されています。簡単にまとめると以下の通りです。
出題形式
英検3級
・Questionに対し、あなたの考えとその理由2つを英語で書いてください
・語数の目安は25~35語
・解答がQuestionに対応していないと0点の可能性もあります
英検準2級
・Questionに対し、あなたの考えとその理由2つを英語で書いてください
・語数の目安は50~60語
・解答がQuestionに対応していないと0点の可能性もあります
模範解答を見ると、準2級は2級そっくりです。ちょっと語数が少ないバージョンですね。
3級は、2級のBody部分を抜き出したような形です。
ライティング導入の背景
3級、準2級のライティング導入は、ここ最近の英語教育界の大きな流れである「4技能化」と「発信能力の強化」によるもの。
「四技能化」とは、Reading, listening, Speaking, Writing で、今後は発信力に関係する SpeakingとWriting が重視されるとのことです。(いままで話す・書くが疎かにされすぎだっただけなんですが)
英検としては、全級で「四技能化」を実現するために、
4級・5級のライティング導入も検討中とのことです。
こちらのサイトでも、新しい動向を随時発信していきますね。
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