こんにちは。
本日は一次試験の合格発表がありますね。
先行公開が13時くらいから。その他は15時くらいから。
アクセスが集中するので、時間をずらした方がつながりやすいかもです。
目次
2020年大学入試改革→大学入試英語成績提供システム
さて、2020年からの大学入試改革がずっと気になっています。
センター試験に代わる共通テストの英語科目では、民間の英語資格・検定が活用されることが決まっています。
どの資格・検定が活用されるのか?
2017年12月に発表されると言われていましたが、肩すかしなことに、候補が発表されただけでした。簡単に決められることではないですから、難航しているのでしょうか。
ともあれ、現時点での詳細と今後のスケジュールは発表されました。
独立行政法人 大学入試センターによると、共通テストで活用される民間の英語資格・検定は、「大学入試英語成績提供システム」という名称に統一され、公募にて(?)参加申し込みが募集されたそうです。なんだか入札のようですね。
現時点で参加申し込みがあった英語資格・試験は以下の通り。
ケンブリッジ英語検定 |
TOEFL iBT |
IELTS |
TOEIC® R&L TOEIC® S&W |
GTEC |
TEAP |
英検® |
以上の中から、どの資格・検定が共通テストで活用されるかが2018年3月ごろに発表されるとのことです。形式、配点、難易度がぜんぜん違う試験同士をどのように比較・換算するのか。それも同時に発表されるのでしょうか?
ものすごく気になります~。
日本英語検定協会の並々ならぬ意気込みと自信
さて、英検は共通テストに採用される確率が断トツで一番高いと考えられます。
英検を実施している日本英語検定協会が2017年12月22日に「お知らせ」としてホームページに掲載した「大学入試英語成績提供システム」への参加申し込み表明がとても興味深かったです。
日本英語検定協会は、英検のこれまでの長い歴史と実績、TEAPとIELTSも実施している現状から、並々ならぬ意気込みと自信を感じさせる文章でした。すごーく面白いので、読んでみてください。
その中で、大学受験としての実施案がいくつか挙げられており、これは今後の英検の進化系になるのでは?と思ったのが「一日完結型」という方式です。
1次試験の合否に関係なく、4技能すべてを一日で実施する「一日完結型」
「一日完結型」とは、高3を対象に、1次試験の合否にかかわらず、4技能をすべて1日でやってしまうという方式。
従来2次試験で行うスピーキングについては、録音で対応。つまり、TOEFLなどと同じように4技能をいっぺんにやっちゃうということですね。
考えてみると、なぜ1次試験を合格しないとインタビューテストが受けられないのでしょうか?
これまで日本では英語のスピーキングはあまり重視されていなかったし、コストの面から、全受験者にインタビューテストをするのは不可能だったということでしょう。
しかし、4技能検定と言うからには4つのスキルを平等にテストして当然です。また、技術の発達により、コストをかけずに実現することも可能になってきています。4技能の合計点で判定される方が、英語の実力を判定するという本来の目的に合致していますね。
既に合格・不合格よりもCSEスコアの方を重視する傾向も出始めています。TOEICが5点刻みで英語力を測れるように、英検もスコア重視になると、より様々な面で活用できるかもしれません。
現時点ではあくまで案の段階のようですが、英検の進化系として注目していきたいと思います。
新大学入試と英検については、こちらの記事もどうぞ
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